わけもなく

 小6の連中が無茶苦茶躁状態で、休憩時間にウロウロ・ゴソゴソ、くっついては離れ、群れてはさまよい、エネルギーをもてあましている。もらいましょう、その元気。たぶん、君たちが使いみちに困る活力を、僕はとてもたくさん必要としている、いくらあっても困らないほど。夏期講習会の終わりは、二学期のはじまりにすぎない。達成された成果は、新たな課題を生み出し、さらに厳しい取り組みへの道筋を示している。君たちには見えないし、聞こえないけれど、僕にはよく見え、よく聞こえる。これからは時間との勝負になるんだよ。ひととき、その幸福なじゃれあいを楽しみたまえ。