今朝も子どもたちが先に来ていた

4月学力試験が終了。
 小6は、明日、また、大規模な民族移動がある。今回一番だった子が、「家で頑張った甲斐がありました」と、初々しく嬉しそうに語ったのが印象的だった。頑張った子がストレートに称揚される気持ちよさ、常時起こりうるわけでもないだけに、「うん、よかったなぁ」と深く同意した。
 だから、頑張ったけれど、評価される対象にならない君たち、くじけるのではないよ。そこでくじけないことが試されている、と言ってもよい。次は5月10日だ。再戦のチャンスはすぐに来る、嫌になるくらい、ね。
 中3のFチームは、懸念していたとおりの結果だった。織り込み済みと言えばそれまでだが、今後の対策に知恵を絞ろう。ありきたりのミッションでは、情勢の好転は望むべくもない。
 中3の公立チーム。例によって飛び級組の光る。唖然とする結果を手にして、自己認識を新たにした子もちらほら。いきなり冷や水をぶっ掛けられたような気分だったかもしれないけれど、まず、自分の立ち位置を確認しなければならんのだよ。安直に反省なんかしなくていいし、まして、深く絶望することもない。きちんと現実を受け入れること。受け入れ難い現実をちゃんと認めて受け入れるトレーニングを積んだほうがよい。受験勉強に限らず、生きて行く上での認識力を鍛えてくれるぜ。
 
 常にのこされた日数を気にするのは塾屋の仕事。受験生は目の前の課題に全力をあげればいい。一日一日をまっとうにきちんと過ごしていれば、状況は必ず好転する。まず、きょうの間違いなおしをちゃんとやりなさい。