MEDIUM MONDAY

きょうも小6が元気良く午後1時に集合した。
午後6時50分まで、算・社・理・国と幕の内弁当のような授業であった。算数のテーマは推理する問題。これは適性検査①の対策としても有用性の高い分野で、生徒個々の論理的な思考能力が歴然とあらわれてしまう単元。できる子は教えなくても、問題文を一読しただけで場合わけしながら解いていく。一方、できない子は手取り足取り教えて、要領を呑みこませてはじめて同一パターンの問題なら記憶に頼って解ける、ということになる。だから、記憶できるまで単純な反復演習が必要になるのだけれど、できる子にとってそんな演習は有害無益だから、、、塾屋の工夫が問われる。
社会はやっと三権分立。ちょっと遅めの進み具合だけれど、今年の子らにはちょうどよいみたい。財政再建とか三審制とか、周辺の出題される関連ポイントをコンパクトにまとめた。
理科は気体の性質・水溶液の性質。こういう話がすっと頭に入る子と、まったく受けつけない子といる。誰にでもわかるように噛み砕いた説明をした、これで大丈夫、と、塾屋がいい気になっていると、ものの見事に足元をすくわれてすってんころりん、なぁーんにも分かっていませんでしたってな体験は数知れず。だから、慎重にかまえて、そろそろと地雷原を進む。マインスィーパーなしに前進するのだから、必ず地雷を踏む。地雷を踏んだらサヨウナラ、は戦場。地雷ではなく花をください、は現実世界の要求、この教室ではやり直せばよい。時間と体力のある限り何度でも。中学の理科の土台作りがここらあたりにあることを、小学生はもっと知っておいてよい。

今夜はもう10時で終わりぃ。おかえりぃ。

明日は4時から、OPEN FIRE!!

と言いつつ、最後の生徒が教室を出るのは、10:32.

どうしても聞いておきたい質問があるとね、仕方ない。

おまけ
 楽天球団がミスタ・ブラウンを次期監督にするそうな。ノムさんとは水と油、何を考えているのだろう、と思った人は多いと思う。成功した人をやめさせて、失敗した人を後釜にする不思議な人事。確かにミスタ・ブラウンは、ファンサービスはマメにやるし、話題性の高いアクションも見せる人だから、「魅力」を感じる球団経営者もいるだろう。
 でも、試合に勝つチームを作り、試合に勝つ采配を期待する野球ファンからみてどうだろう。選手の自主性に任せた無策の攻撃、でなければ、やたらとエンドランを仕掛けて自滅する博打っぽい采配、外国人選手の一発に頼る大味な野球、ミスタ・ブラウンが楽天の監督になったら、Bクラスに逆戻りするのは目に見えている。仙台の楽天ファンが気の毒だ。
 そもそも、グラウンドでユニフォームを着たまま倒れたいってノムさんが公言しているんだから、とことんやらせてあげれば、日本プロ野球界の伝説になって、高齢化社会のシンボルとして国民栄誉賞だって夢じゃないと思う(笑)けど、、、でもまぁ、お金にうるさい人みたいだから、球団としてもいろいろ事情があるのかも。そのあたりのことは何も知らない。
 カープファンとしては、とりあえず、満を持して登場の野村謙二郎氏がどんなチームカラーを作り上げるのか楽しみに待つことにしようか。それにしても不可解な人事。信賞必罰が徹底しているアメリカじゃぁ考えられないと思う。