土曜日はいつものように土曜日

きょうもうれしいことがひとつ。
公募推薦で受験した関西外語にN君が合格!よもや失敗はあるまい、と思っていても、結果をきくまでは一抹の不安が消えないもの。めでたし、めでたし。試験慣れ以上の意味はないかもしれないけれど、滑り出しは上々である。

昼はひさしぶりに、パスタをゆでた。いつものように2人分。いつものように二種類のソース、きょうはイカスミとウニという組み合わせ。それを見た小6・キリンチームの反応がすさまじい。「不気味ぃ!!」からはじまって「臭いぃ!!」に至るまで、悪口雑言がほとばしる。「先生、口あけて、ぎゃー、お歯黒ぉ!!!」午前中、小テストでたまったストレスを一気に解消するつもりか、とどまるところを知らないはしゃぎぶり。村上は抵抗もせずサンドバッグのようにボコボコにされながら、ひとつのボウルに合わせ盛りされたイカスミパスタとウニパスタを無心に食べ続けた。確かに見た目は美しくなかった。

午後、全県模試の結果がもどってきた。中3から7名受験で、誠之館B判定が6名、C判定が1名。それぞれ個別に講評し、誉めるべきところは誉め、課題を指摘するべきところは指摘した。誠之館受験者には、想定される入学後の学年順位を意識させた。酷な話だが、受かればよいというものではない。

全国的に公立高校の推薦入試が見直されている。基礎学力の向上を図るため、推薦入試を全廃したり、推薦入試にも学力試験を課すところが増えたようだ。いずれ広島県の「選抜1」(公立高校の推薦入試=内申+面接+小論文+?)も消えるだろう。ここ数年、生徒から誠之館の「選抜1」に関して相談を受けたら、「やめたほうがいいよ」と判で押したように答えている。だから、消えてなくなってくれれば嬉しい。というのも、どうしても受けたいって子は必ずいて、それは止められない、止められない以上、協力する、小論文の指導も面接の練習も。それは当然のこと。しかし、これまでやってよかったと素直に思えることは少なかったように思う。市立福山中学入試の適性検査なら、首尾一貫した対策があって、道理に基づいてやっていけば必ず成果が出る。誠之館の「選抜1」はそうじゃない。村上には、謎だらけ、不可解、ぜんぜん対策のたてようがない、、、。自分の指導力不足、いや、指導不能を棚上げして言うので、もう妄言ですけれど、「選抜1」が、なくなればいいなぁ、と思っています。

明日は、色々あって、午後2:30スタートです。小6の演習はありません。試験中の中学生は午後2:30以降自習に来てください。お願いします。ちなみに、月曜日も午後2:30スタートです。