THE LAST RAIN IN OCTOBER

福山大学まで模擬試験を受けに行った高3生たちが数名いる。この雨の中、ちょっと負担の大きい受験になったのではないか。電車とバスを使った移動と大会場での受験は、センター試験本番のリハーサルと考えられなくもないが、今日の雨ではメリットよりもデメリットの方が大きいだろう。通学する近くの学校でいいのに、と思ってしまう。風邪をひく受験生が出ないことを祈ろう。

中3は公立高校の過去問演習を開始した。受験倍率の隔年変動、募集定員の削減や内申点を考慮して、今年は必要にして十分な演習をするために少し早めに始動することにした。今年も学力試験:内申点=9:1の20%枠を活用しなければならない。去年は2名失敗した。春になって成績開示を受けて、「5点足りなかった」と報告に来た少年の表情を忘れることはできない。

公立高校入試までこれからまるまる4か月間、一心不乱に取り組めばたいがいのことは可能になるはずだ。まず、自分のおかれた位置をクリアに認識しよう。次に課題の所在を明確にしよう。そして、課題の所在が明らかになったら、対策を考えよう。いつまでに何をするべきか、細分化して立案しよう。プランができたら、あとはとことん実行しよう。成果が上がらなければ基本にもどってやり直そう。惜しみなく時間とエネルギーを注ぎ、求められる水準まで学力をブラッシュ・アップしていこう。理想はもちろん満点である。

絶対にあきらめない、しぶとく、粘り強く、打たれ強く、やり抜く。
大丈夫、LECがついている。道に迷うことはない。まっすぐに一直線にゴールに向かって突っ走ればよい。