LEC鉛筆ありますか、と彼は言った。

授業が終わって、残務整理にはいっていると、ドアを開け、彼が来た
。いつものようにボーっと現れ、ボーっとした口調で、
「先生、LEC鉛筆ありますか?」という。
「あるよ。合格鉛筆ね。きょう小学生に渡した残りが、ここらあたりに、、、」
「なんかそれを使うと英語ができそうな気がする」
「そりゃそうだ。ご利益あるぜ」
「はい」
二本渡した。
「どうも」とボーっとした感じで受け取り彼は去った。

藁にすがるくらいなら、鉛筆にすがればいい(笑)。
絶体絶命の時、両手に握って窮地を脱した生徒はたくさんいる(ホント)。

寝ても覚めても入試だ、入試!
明日は中学入試でひと山越えなければならないけれど、何の不安もない。いつもどおりたんたんとやってくれればいい。必要な練習はすませた。
大丈夫!君たちは合格するべくして合格する。
強気でビシバシ!!!!!!