■小学生の漢字の試験
 「合格するまで帰さない」というスタイルを改める。
 居残り再テストをしばらくの間停止しようと思う。10月以降は、受験生の入試演習が密度を増す。02教室で複数の小学生が漢字テストに合格するまで、居残りすることが難しい。受験生が優先的に教室を利用する。だから小学生は定刻に帰宅させたい。たかが漢字テストでだらだら居残りする生徒の存在そのものが許せない、とは思わないけれど、もう二学期だ、自学自習能力をもっと高めなければならない。漢字ぐらい家で準備できるようにしてもらおう。たんなる習慣の問題だろう。いや、その習慣が難しいので困っているわけだけれど、、、
 「合格するまで帰さない」から「不合格になったら次回にもう一度」という形式に改めようと思う。苦手な子の中には、何度も足踏みする生徒も出てくるだろう。上手に覚えていく子と差が開くだろう。そこを工夫で乗り越えたい。いくつかアイデアがあるので、やる気を失わないようにきちんと導ければ、と思う。
 拙速を戒め、自学能力を養いつつ、じっくりその子のペースでやらせたい。一発合格できる子に遅れたくない、進度の遅れをとりもどしたい子には、別の日に来て、夕方5:00〜6:00で再テストを受けてもよい、という救済措置を設定しておこう。やる気のある子はそこで何とかしてちょうだい。

■小学生の飛び級
 小学生、今年二人目の飛び級。小4から小5のクラスへご招待した。
 はじめの1か月間は試行期間、定着できれば、11月から本籍移動の予定にしている。最初の一か月間は、あれも知らないこれも知らない、何にも知らない何にもできない、徒手空拳・四面楚歌であろう。しかし、タフな精神力と秀逸な理解力を生かし、猛烈な勢いで咀嚼消化していくだろう。わくわくどきどきしながら塾体験を積み重ねてもらえたら、と思っている。
 失敗はしない。いかに短期間に成功体験として自覚させることができるか、塾屋の腕はそこにかかっている。いや、本当はそんなことすら心配していない。環境さえ整えれば、ほっといても伸びる。ぐいぐい伸びる。塾屋がいらない邪魔をしなければ、それでOK。少年の未来は明るい。