新しい世界を開く新しい扉

近大附属福山高校の合格発表があった。
予定通り5名全員合格。
(2名は授業料二分の一免除の特待生であった)

全員初陣だったので、ここ数日おかしいくらいに緊張していた。
これで少し自然体に戻れるだろう。
第一志望に向けてエンジンの回転数をもっと上げていこう。
ここで一休みするわけにはいかない。
すまないが、明日からまたビシバシいくぜ。



センター試験の結果を受けて、志望校の修正・変更もあった。
毎年のことながら、センターリサーチの結果、1次と2次の比率、傾斜配点、得意科目と不得意科目と、考慮しなければならない要素が多岐にわたり、何人かの生徒が気の毒な状態になった。
2次試験の制度を、もうちょっとシンプルなシステムにできないものか、と思う。学力が抜きんでていれば何も問題ないのだろうけれど、多くの子が、予備校によって微妙にぶれるボーダーラインのちょっと上やちょっと下で、ああでもない、こうでもない、と惑うことになる。
世の中なんてそんなもんだ、と言ってしまえばそれまでだけれど、もっと生産的な時間とエネルギーの使い方があってもいいのではないか、と思う。

生徒の得点表をみながら、あと20点あれば、いや、せめてあと10点あれば、と愚かにも思ってしまう。心を強くもって、謙虚に結果を受け入れて、人生の選択をしなければならない。そして、できることに全力をあげて次のステップを踏み出さなければならない。時間は限られており、やらなければならないことは、必ずいやになるくらい多いものだ。だが、しかし、気持ちの切り替えには多少時間がかかる。どんなに強い心を育てていても。
懊悩する子らに、澄み切った心がもどり、一心不乱に勉強にとりかかることができますように。



明日は、中高一貫校の入試と、国立高専の推薦入試があって、スーパー・サタデーになっている。

彼ら、彼女らの健闘を祈りたい。
いつもどおり、ふだんどおり、やってくれ!