日曜の午後

今年度から日曜日は朝7:30スタートになった。

まったく初めての試みとして、飛び級して小学5年までに小学校の全課程を終えた少年を相手にちょっと相当レベルの高い演習をおこなっている。灘中学の入試問題を教材にして実に楽しい。

彼は、中3の理社も中学生にまじって受講している。決してガリ勉タイプではない。今朝もソフトボールチームのユニフォームを着込んでやってきていた。塾のあとはソフトボールの練習に参加するのだろう。

LECとしては能力にふさわしい授業を提供しているにすぎない。謙虚で控えめな性格だから、上級生にも可愛がられている。ちょっと早熟で、すっとんきょうな発言を臆面もなく繰り出し、自己顕示欲をむきだしにして省みることのない自我意識の肥大化した子らの対極に、少年はいる。ゴジラと呼ばれつつ、その立ち振る舞いに粗野なところは一切ない。

かくあれかし、と思わずにはいられない少年の未来には、思わず手を貸したくなるというものだ。

午前8:30からは高校数学の授業が延々7コマ続く。塾屋のウルトラハード脳トレ、どんどん自分の脳が賢くなっていくような錯覚に陥る。(笑)

 

やっと、新年度の授業が一巡し、どのクラスも第一回目の授業が行われた。今年から組み込むことにした中1・中2の理社演習を軌道に乗せることができたら、まわりはじめた、という思いも湧いてくるのかもしれないけれど、構想通り実行するにはいくつか取り除かなければならない障害がある。まぁ、やってみるこった。具体的な問題は、具体的に解決するしかない。

 

2/9の漢検の結果

2級 2名チャレンジして1名合格。

合格した少年は、中学卒業前に、英検2級、漢検2級のダブルフォルダーとなった。天賦の才×努力の賜物であろう。この子も功を誇ったり、奢り高ぶるタイプではないから、静かに大成していくことは確かである。

準2級 3名全滅

準2級からはLECでは自主演習の領域に入るので、主体性が鋭く問われることになる。いかに自己に厳しく自分をトレーニングできるか、試される。中学生がチャレンジするには格好の急であろう。

3級  9名チャレンジして2名合格

合格したのは小5の女子二人。前回惜敗したあと、土曜日の過去問演習を定例化して鍛えた。辞書を活用させ、意味調べを徹底させた。言葉を調べることを苦痛に思わないマインが育ったように思う。f

4級 8名チャレンジして3名合格

合格したのは、小学5年生ふたりと小学4年生ひとり。

焦らずやっていこう、次の目標は夏に漢検3級をとることね。

5級、6級はひとりしか失敗しなかった。まぁまぁじゃないでしょうか。