4:00 塾オープン。高3の少年と出願パターンの協議。
「そりゃぁ機会が増えるんなら両方出しとけ。何があるかわからん。一生懸命やった世界史がぼろぼろで、たまたま受けた数ⅠAがよかったなんて皮肉な話はいくらでもある。人生そんなもんだ」
4:05 小5女子登場。「先生、聞いて!」と嬉しそうに話す。
「1月学力テストの得点がアップしたってのはいい話だけどさ、客観的に誰かに証明してもらわないといけないよ。席順がきまってくるんだから」
4:30 中3男子登場。「こっちの教室でいいんすか」と淡々と登場。
「そんな進度じゃ公民の授業は全部終わらんだろう。経済は高1の現代社会でやるつもりかなぁ。怪しからん話だよな」
4:58 小5 授業開始
「新人の加入です。みなさんよろしく。じゃぁ、漢字テストから」
5:00 小6適性検査チームが過去問演習開始。
「先生、ここの問題の図表が省略されているんですけれど」
「はぁん、著作権かしら。じゃぁこっちのやつでやって頂戴」
5:30 中3広大附属福山過去問演習開始。
「先生、社会の問題が古すぎます」
「お前らの生まれる前の問題かい、ちょっとあれだったな」
きょうも分刻みの予定があたりまえのようにすすむ。
偶然だけど、02でLECフロンティアも3組同時進行。
中1は英検3級の合格ノウハウをレクチュア。
多彩多様な活動にちょっとしびれそう。
命のやり取りをしているわけじゃないから、バトルでもなんでもない。
ただ、この緊張感が、1年で一番LECらしい時が来たのだと教えてくれる。
塾の存亡なんて大時代的な発想は微塵もないけれど、村上が塾屋としてとことん試されていることは間違いない。
だから、たぶん、バトル オブ LEC というのはおおげさじゃないはずだ。