冬期講習、再起動しました。
そして朗報。
暁の星女子中、3名全員合格。
「特待とれんかった」とニコニコしつつ、不服そうに少女が報告。
合格した安堵感も、特待生になれなかったくやしさもどっちも本当の気持ちにちがいない。
その意気やよし、次、もっと頑張ればよい。
合格者を「拍手!」と、みんなで称えようとすると、
「私、拍手してもらってなーい!」と、ひとり真顔でブーイング。
「ウソ、ちゃんと拍手したって。おまえの合格通知書コピーしてボードに貼って、みんなで拍手したじゃないか」
「あれ、そうだっけ」と完璧にすっとぼけ。
「おまえなぁ、暮れに岡山中学の試験受けた時は算数と理科が調子悪かったんだろ。その日、お母さんが心配してメールくれたよ。俺は『大丈夫。信じて待ちましょう。果報は寝て待て』って返信したけどさぁ。そしたら、やっぱり、ちゃんと「東大・医学部コース」の方に受かってて、ニコニコしながら封筒持って教室入ってくるから5メートル先から合格したってわかったよ。授業前に『拍手!トップバッターが、幸先よく受かったから、みんなつづけ!』って話したろ!」
「あは(笑)」
いや、もうすんだことだ。
もっと先を見なければならないのだよ。
君も僕も。
さすがに中学生も、1月に入ると、1回1回の過去問演習の結果が心を痛打し始める。
時に心折れそうなプレッシャーの中で、踏みとどまり、ひたむきに押し進むことができるかどうか試される。
試されようじゃないか。
とことん試されて、不撓不屈の精神と不動の力を手に入れよう。
そして、未来への扉を押し開くのだ。