新時間割

5/9以降の新時間割を今朝普通郵便で発送しました。

 以前、新時間割で18名のクラスを二クラスに分割し、、、という案を書きましたが、授業時間枠がどうしても過剰になって、全体のバランスがくずれてしまうため、断念しました。自習時間を利用した基礎演習対策、もしくは同時進行で進めているオンライン個別指導をさらに拡充することで対応したいと思います。ご意見・ご感想をお寄せください。

注意

 1. 高校中級英語の生徒さんには単語テストも同封されています。

 2. Zoom特別講演会のおしらせ第二弾も同封されています。

 

Zoom特別講演会のURLは、明日、配信いたします。

LEC進学教室の児童・生徒・保護者限定のイベントですので、URLは非公開です。

くれぐれもお取り扱いにはご注意ください。

自分の人生を真剣に考えている中高生、子育てに新しい知見を加えたい保護者、ちょっと背伸びして難しい話も聞いてみたい児童のみなさんにとって、たいへん有益な講演会になると思います。

オンライン授業を導入したおかげで、東京からライブで、超一流の講演をきくことができます。自由に質問もできます。すごい時代ですね。わくわくしますね。楽しみに待ちたいと思います。

 

 

新時間割についてのお願い

5/11以降、市内の一部の中学校で、午前中にZoomでホームルームをおこなうそうです。

バッティングを避けるため、LECの中学初級、中級、上級、中3Fの授業を午後1:20分以降に移す方針で時間割を組み立てなおします。

 

他にも考慮するべき要因があれば、お知らせください。

適宜勘案して、時間割に反映させてまいります。

 

 

 

 

 

 

LECオンライン教室 phaseⅢ

■今後の予定

5月8日までは、現時間割が継続されます。

5月9日  Zoom特別講演会があるため、一部時間割の変更を行います。

5月10日  お休み

5月11日 新時間割(5/5発行予定)に移行します。

 

■お知らせ

 オンライン授業を受けられなかったとき

    Youtubeで録画授業(限定公開)を視聴できます。

  手順

   ① 村上に録画授業リクエストメール。

   ② 村上が限定公開視聴用リンクを返信。

   ③ リンクをクリックするとYoutubeで限定公開の録画授業を視聴。

   

   ひとこと

        録画授業を視聴すると、間延び感があって村上には苦痛でした。

       録画を前提に授業をすると、アップテンポでタイトな授業展開になります。

       しかし、それでは授業理解に時間のかかる子はついてこられない。

       1.5倍速で録画を再生するとちょうどよい、と聞いたことがあります。

  

 現場の子どもらの反応をみながら行われる授業を録画してできた動画と、あらかじめ録画を前提として授業した動画は似て非なるものです。詳しく述べるときりがありません。とにかく録画授業の再生動画にはメリットもデメリットもある、ということでご了解ください。すくなくとも欠席した不安感の解消はできます。

 

 

■同業の友人から電話

「オンラインの授業をそろそろ打ち切って、対面授業にもどすことを検討している」、と。「オンラインの必要性はわかるけれど、隔靴掻痒の感を免れない」と。

「いや、5月いっぱいはダメでしょ。時期尚早でしょ」と返したものの、気持ちは痛いほどわかります。手慣れたスタイルで授業する方が楽に決まっている。

 しかし、オンライン授業だからこそできることもいろいろある。

 対面授業では、児童・生徒⇔場⇔村上という、目に見えない空気を経由して発言がやりとりされるのに対して、双方向のオンライン授業では、「場」の介在率が激減し、感覚的には、児童・生徒⇔村上というコミュニケーション回路が成立しやすい。

 CHAT機能はその典型。

 生徒が上手にキーボードを操れる中3ぐらいになると、国語の記述式問題は、解答が送られてきた瞬間に口頭で添削できる。音声回路にもプライベート通話機能が備われば、もっときめこまかい指導ができるのに、と思う。しかし、一斉通話であっても、英語の授業で個別に発音を矯正し、注意点を喚起することは対面よりやりやすいように思う。数学の間違い直しも、より緻密なやりとりが可能になっているように感じる。児童・生徒との言葉のやりとりがより近いとことで行われている、ということは以前にも書いた通り。

 「隔靴掻痒」とは全く思わない。児童・生徒の声が、脳の中に直接響いてくるこの新感覚に触れて、授業のやり方、児童・生徒との接し方を考え直し、次々あたらしいアプローチを試みられる今こそ、塾屋の本懐なのではないか。

 

 状況に応じた柔軟な対処法を深めていくことで、新たな地平が切り拓かれるかもしれない。そして、それは対面授業が復活しても、効果的な指導法として併用されていくかもしれない。ひょっとすると、江戸時代の寺子屋から延々と継続されてきた対面式の知識伝達方法が、根本から変容しつつあるのかもしれない。

 いやいや、そんな誇大妄想はアカデミアの住人たちに任せておけばいい。児童・生徒の学力を向上するために、ベストの方法を実践する、それだけだ。対面式こそベストと信じる人がいても当然だと思う。村上は少し違うように考えているだけの話だ。

 

 先日、電話で、LECのオンライン授業を案じる娘とそれに回答する妻の会話

「お父さん?うん、大丈夫。うまくいっているよ。たいへんみたいだけど、何か水を得た魚みたいに生き生きやってる。うん。心配ない。好きにやらせとけばいいのよ」

 たぶん、今のところ、これ以上の評価はない。

 

 

LECオンライン教室 phaseⅡ

オンライン授業も第二段階です。

授業終了後は、自習室に移動。

自習を始めました。

実は、メールで案内したURLが、自習室使用の直前にわかってあわてて修正。

授業中に児童・生徒に直接説明すれば、何とかなる!

ということで、強行突破を図りました。

しかし、全体の一割ぐらいの子が入室に失敗。

すぐにメールで訂正すればよかったと、反省しています。

 

ともあれ、オンライン自習室もフル回転で機能しはじめました。

学習量をさらに上積みし、学力向上にいっそう拍車をかけます。

 

 

オンライン自習室の開始と同時に携わっていたプリント集第二弾の送付(レターパック)もやっと終わったと思った矢先、きょうの夕方にはもうエラー報告。

「兄ちゃんのプリントははいっとったけど、俺のはなかった」とか、「4人分あった」とか、「二人分ありました」とか、、、なんてこった。

本当にすみませんでした。

確認方法をもっと工夫します。

 

双方向のオンライン教室は、自習室を併設したことでさらにパワーアップしていきます。

 

近々、オンライン教室の時間割を抜本的に見直す作業に入ります。

テーマはよりきめ細かい指導です。

こうご期待。

 

オンライン授業4日目を終えて

 「今の状況からすると、5/6に学校の休業が突然終わって、7日から学校が始まるなんて考えられない。たぶん、オンライン教室は延長されるだろうね、僕はそのつもり」と授業の最後に何気に口にすると、

 「ひぇー、そうなんですか」と生徒Aの相変わらずの反応。「おまえなぁ、ニュースをちゃんと見て、状況を把握しろよ、こんなありさまで、学校再開してみろ、感染が拡大するのは目にみえてるだろ」

 

 オンライン授業のリズムはできた。この先、何か月延長されようが、システムは持続できる。(システムの抱える根本的な脆弱性は、村上の体力にあるのだが)

 

 双方向オンライン授業の特質は、瞬間瞬間1対1で生徒と対峙し、生徒個人に直接関われる時間が増えたことであるように思う。

 村上のヘッドフォンの中に響く生徒の声は(それが良質なマイクを通した高品質のものであればあるほど)、聴覚を直撃し脳に大量の情報を伝える。

 発言する生徒の不安や恐れ、自信や誇らしさが手に取るようにわかる。

 だから、返す言葉も一斉授業より必ず多くなっている。一斉授業をしているのに、連続して個人に個人に指導を繰り返しているようだ。もちろん、クラス全員を対象に語り掛けつつ、授業は進行する。だが、ミュートをはずし、生徒に発言を促すと、途端に1対1の状況に転移する。

 今ままでにない感覚で新鮮だ。

 この生徒の個別感は、これまでの対面式の授業ではなかった。

 オンライン授業ならではの感覚だ。

 

 もひとつ。

 板書しながら、ふっと振り向くと、いるはずの生徒たちがいない!

 えっと蒼ざめ、一瞬背筋が凍る。

 いやいや、生徒たちはちゃんとPCの画面の中に並んでいる。あるものは熱心にノートをとりつつ、あるものは画面を消して、名前だけ浮かび上がる区画の向こうで。

 それとわかって、自嘲する。

 生徒たちは家にいるのだよ、この教室にはいない。

 お前が話しかけていた子たちは、PCの画面の中だ、と。

 

 この教室のリアルな風景のほんの一部が、PCの画面によって切り取られ、バーチャルな空間と接続されている。オンラインミーティングと呼ばれるそこには、クラスによっては10数名の生徒たちがいて、時に褒められ、時にののしられつつ、これまで同様に授業をうけている。

 その声をダイレクトに脳に取り入れるがゆえに、心理的距離が小さくなる。以前より身近に感じる生徒たちが、以前より遠い場所にいる。

 遠い昔、電話の向こうの相手の声を全力で聞き取ろうとしていた時のことをを思い出す。ときめく感情と実体のない相手。

 しかし、都合のよい幻想におぼれてはいけない。私の説明能力と生徒たちの理解能力が、劇的に改善されたわけではない。乗り越えるべき課題はいくつかある。ノートに書かれた彼らの文字を見る機会がないのは確かに痛い。

 それでもなお、オンライン授業であるがゆえの特質を生かさない手はない。

 このスタイルが今後何か月も続くのであれば、もっとその有効性を生かすスキルを磨くべきだ。

 そう考えつつ、四日目を終える。

 私たちは苦境にいるのではない。私たちは大きなチャンスを手に入れつつあるのだ。

オンライン教室スタート!

 LECオンライン教室、スタートしました。

 画像や音声からいろいろ飛び出す。

 猫は合計3匹目撃された。キィボードの上を傍若無人に横切る。生徒に抱きかかえられて一緒に画面から消える。邪険に片手で追い払われる。

 解答者が切り替わると、突然、テレビの音声が飛び込む。室内の家族の会話が丸聞こえになる。幼児の雄たけびが突き刺さる。掃除機の音が急襲する。嗚呼。

 画面外の保護者と生徒が無言でやりとりする。小声で指示がでる。生徒の視線のわずかなブレは、彼ら彼女らの想像以上に明瞭に伝わる。

 もちろん、生徒のほとんどは、静かな雰囲気で誰にも邪魔されず、全力画面集中で授業を聞いていている。それだけに異質なケースは際立つ。ひとりひとり解答をすすめていると、統一性に欠けた不連続な背景音と背景画像がおもしろくもあり、歯がゆくもある。生徒が日常、どういう学習環境にいるのか一瞬で悟ることができる。

 集中力をたかめるためのヘッドフォン、家庭内騒音を遮断するための指向性マイク、あるいは両機能をそなえたヘッドセットは、オンライン授業の標準装備だとあらためて再認識した初日。

 さて、二日目。昨日よりもっといい授業をしよう。

 出発だ!

リハーサル期間終了しました。

明日から、いよいよLECオンライン教室の開講です。

 

きょうは8:20-18:15で、合計8コマの授業を行いました。

明日からは、一日10コマの授業になります。(予備の1コマをカウントすれば11コマ)

ここ数日で、ミュート解除とチャットの活用が上達し、授業がより双方向になりました。

対面式の授業とは一味違うオンライン独特の授業スタイルができあがってきたように思います。

ウェブ上で、オンライン授業の達人から、「ふだんの授業と同じものを目指せ、ただし、同じ量をしようとするな」という至言をいただきました。

たぶん、5/6でオンライン教室が終わりになることはないでしょう。

もっと、長期的な戦略を練り直す必要に迫られるでしょう。

そのとき、再編成するオンライン授業の在り方を考える原理になるように思いました。

 

ともあれ、授業スタイルの向上をつづけます。

せっかくオンラインで結ばれた関係をもっと効果的に活用してまいります。

 

LEC新時代のはじまり、はじまりぃ!