祝 誠之館合格!!

"LEC THE SIX" 全員合格だった。
競争率0・97倍という条件にも恵まれた。しかし、それ以上にみんなよく頑張った。競争率が昨年並であっても、何も恐くなかった。
「お前は誠之館は無理だ」と中学の担任から無慈悲にも断言されていたモッチィも、「内申が不足しているけど、、、」とはっきり言われて、最後まで悩んでいたシターモも、数学で失敗して、「僕の合格可能性は20%」と一時は落ち込んでいたカズも、みんなOK。LECの高校受験の有終の美を飾ってくれた。見事なフィナーレだった。

三々五々、塾にやってきた5人で、合格パーティ、お菓子を食べながらワイワイガヤガヤ、
「掲示板に自分の受験番号を見た瞬間、思わず、ヤッターって叫でしまいました」とうつむきながら語るシターモの言葉が気持ちに沁みた。

「言葉はでなかったけれど、心の中でガッツポーズしました」と語るカズの言葉も初々しかった。

「なぁーんにも、、、ああ、あるわぁ、と思っただけ」というターナーのすっとぼけも愛嬌があった。

モッチィのお母様から
「本当に有り難うございました。感無量です。2人の【祝いの舞】をお見せできなかったのが残念でたまりませんが…(笑)… 高く険しい崖を登りきれたこと、本当にうれしかったようで、得たものはすごく大きかったようです」
という掲示板の受験番号を撮影した写真つきメールを読んだときには、万感あふれるものがあった。

 とりあえず、五人で記念撮影をし、あとからきてくれたモッチィには彼がこの受験を乗り切るためにお世話になった二大アイテム(コーラとウコン)を両手にもってもらった。いい顔、最高にいい顔だったぜ。
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 いい6人だった。励ましあい、競い合い、慰めあい、時にののしりあい、茶化しあい、友愛と協調を基調にして一致団結、この受験を乗り切った。また、これから3年、いろんなことがあるだろうけれど、一人ひとり自分の夢を目指して頑張って欲しい。エンジニアになりたい人も、アメリカに留学したい人も、獣医になりたい人も、漫研に入ってオタクの道を究めたい人(笑)も、やればできる、と心に刻んで、大学受験まで突き進んでもらいたい。

 みんな、ありがとうね。
 拙い指導だったけれど、よくついてきてくれた。よく成長してくれた。
 おかげで頑固オヤジの僕もちょっぴり成長できた。
 感謝の気持ちでいっぱいだ。
 
 今夜は、全員合格の余韻を楽しみながら、ボーっと過ごしたい。