To reach the unreachable star

電話はたくさん鳴ったけれど、全部、入塾関係の問い合わせだった。
本来喜ぶべき電話であるはずなのだが、そう素直には受け止めきれないところが辛い。

少女が言った。
「先生、あと5日しかないよ、どうしよう」
「君には5日目にかかってくるから、待ってな」
とこたえた。


この雨は春雨か、娘に尋ねられた。
「うん、そうだね」とこたえた。
春が来るまであと少し、もうちょっとの辛抱。



明日は午前中懇談、午後1時から入塾試験。午後5時から平常授業。
長く、起伏に富んだ一日になりそう。

昨日から今日にかけて「見果てぬ夢」ばかり聞いている。