新年度、2週間

新年度が丸2週間が経過した。

クラス点描 小中学生編

小4

8名の生徒が机を並べている。漢字の小テストをきょう初めて実施した。ものの見事に全員不合格。「君たちは、大学受験を基準に考えると9年間プログラムの1年目、1年生にすぎない。準備が下手くそで失敗するのも無理はない。しかし、9年後にそれは許されない。9年かけて上手な受験勉強のできる生徒になっていこう」という話をした。

小5

14名在籍、1名は小6に飛び級中。来週から1名参加予定。

新メンバーも加えてちょっとリフレッシュした。やんちゃな男の子が多い。お茶目な女の子も多い。野生味あふれるというか、伸びしろが大きいというか、ワイルドというか、元気があっていい。

小6

近来希にみる女性上位のクラス。村上の下手くそな指導のせいで次々男の子が消えたことが原因で深く反省。3月に入っても「先生が恐い、怒られるのが嫌だ」ということで男子生徒が来なくなった。前からいる女の子たちなら、「あんなん怒られたうちに入らん」と喝破するであろうけれど、彼にはきつく映ったのかもしれない。残念だ。とにかく、スーパーチャージを軌道に載せ、学力テスト300点代の生徒をもっと増やすことが当面の目標。やるっきゃないね。

中1

なんと21名のクラス。とうとう05教室を教場として使うことになった。前代未聞である。問い合わせ段階で、3人ほどお断りしてしまったので、ちょっと辛いものがある。今週、転校する子がひとりいるけれど、オーバーフロー状態であることに変わりはない。理社の演習導入や、進度調整や、例年になく色々手のかかることをしている。

中2

ここも気づけば17名。毎回、臨時テーブルセットが必要になっている。英語も数学もかなりカッ飛んでいる。教える側は楽しいけれど、習う側はたいへんだよね。ビシバシやっている。全員覚悟を決めてついて来て欲しい。

中3B

12名。(飛び級の子2名を含む)。のんびり屋が多い。ぜーぜんガツガツしていない。それはそれでぽわーんとしていていい面もあるのだけれど、修羅場に強いかどうかというと、どうなんだろうね。一抹の不安を感じる。トレーニング次第ということだろう、と思う。根は素直ないい子たちだから、導き方を失敗しなければかなりきちんとまとまった戦力になるはず。自覚を求めるのではなく、自覚をいかに引き出すか、というところから、一歩ずつ前進しよう。きょう、眠そうにしていた男子を一名、強制帰宅させた。フォローは明日考えよう。受験生のクラスだからね、色々ある。

中3F

女子ばかり5名。しかし、とにかく元気がいい。とても小規模クラスとは思えない。あの無秩序で混沌としたパワーをいかに有効活用するか、塾屋の腕が問われる。ヘボなことをすれば引きずり回されるだけだろうけれど、上手にやればハイパフォーマンスを引き出すことができる。そう言う意味でおもしろい。毎回、指導力が試されていることを強く意識させられる。退屈しないでいい、と言っておこう。