秋めいて

やっと、ブログ再開。

 

保護者のみなさんへ

小6・中3・高3の受験学年懇談会受付中です。

懇談案内を配付してありますから、まだ、申し込みをされていない保護者の方は、お子さんにご確認ください。

懇談案内を前回同様ブログに貼り付けようとしたら、どうしてもうまくいきませんでした。お待ちになっていた方々、すみません。

 

きょうは小学生のクラス点描

小4

学習習慣の定着はほぼ達成。

数検8級は全員合格。漢検6級は、ひとり残念な結果に終わったけれど、それほど実力差はない。集中力の問題なのですぐにおいつけるだろう。クラスの学力テストも高水準で推移している。

とは言っても、時に無自覚に甘えを露呈する子に対しては、節目節目で厳しい態度を示さなければならない。クラス全体の完成度は高い。あとはどれだけ緻密に学習をすすめられるかどうか、ひとりひとりがそのこだわりをどう養うか、が課題。

才気煥発、多彩な表現を駆使できる子たちなので、もっと学習進度を加速して、年内に5年生の学習領域にすすんでも何も不都合はないだろう。子どもたちが悲鳴をあげるのはわかっているが、その負荷に応じてもっと伸びるだろう。負荷に耐えかねるようなことは絶対やってはならないが、知的好奇心を活性化する舞台装置を整えれば、負荷も刺激に転じて、探究心を豊かに育む。

ただし、その場合、来年三月からの新規募集にいろいろ支障がでるかもしれない。下手をすれば、5年生の半分くらいは終わっているかもしれないから。

直接教えている人間からすれば、そんなことは先で悩めばいいので、今、この瞬間にスパートできる感覚に従いたい。

塾経営者としては、確立されたルーティンにしたがって無難にまとめておきたい。

ふふふ、どうするんだろうね。困るよね、村上くん。

こういうときの原則は、はっきりしている。

先行者優先。

「この先、現れるかもしれない入塾予定者のことを心配するよりも、今、LECにいる生徒に最適の選択をする」

せっかく少人数で楽しくやっているのだから、臨機応変にチャレンジすることを選ぶ。無茶はしない、しかし、ちょっとだけ無理をする。子どもらといっしょにわくわくドキドキする。そして、楽しむ。そして、賢くなる。

ということで、LEC 小4 GO!

 

 

小5

意欲はある、が、まだ評価できるレベルではない。

新しい学習事項を学んでも、これまで各自経てきた体験や、身につけた知識と結び付ける力が弱いので、完成度がいまひとつ。あの淡泊感がなぁ、もう少し何とかなれば、根はまじめな子たちだから、一気にブレイクするはずなんだが。

いや、一年前は、泣き泣き塾に来て、集中力を発揮する以前の次元で座っていることが限界だった子が、今では何とか集中して授業をきくようになったことを考えれば、そこには偉大な進歩があったわけで、塾屋は素直に喜ぶ。

しかし、目指しているのはもっと先であって、クラス全体に要求しているレベルの話をすれば、話はまたちがってくる。子どもたちひとりひとりの成長を素朴に認めていくべき視点と、クラス全体を導いていかなければならない視点はおのずから違う。

たいした人数じゃないから、そのへんは融通無碍にやっていけるけれど、切り替えが難しいところはあって、決して魔法のタクトを振るようにはいかない。

あたりまえだが、毎月チャレンジ、毎月反省、の繰り返しだ。

そして、このあたりまえのことをあたりまえにやりぬく過程で、彼らは彼らの階梯を一段ずつ登って行くことになる。

タフに、もっとタフにやっていこう。

 

小6

過去問演習開始にあわせて、AチームとBチームに分かれて算数の演習を始めた。

基本演習を反復する必要のある子たちと、応用発展レベルの問題演習に果敢に挑むべき子たちをこれまでの成績でふたつに分けた。子どもらの目的意識が先鋭化してくるタイミングにあわせておこなったせいか、いまのところすこぶる順調。

 

適性検査対策も始動。

算数系のパズルチックな論理的思考力を養う問題を中心に解説するとともに、作文を通した自己表現力を磨いている。

例年同様、とんちんかんな文章に毎回抱腹絶倒している。いずれ、「これだけ書ければいいんじゃない、自分の言葉で過不足なく言いたいことがちゃんとまとめられているよ」というレベルになる。

もちろん「何だ、この不思議作文は」と村上が逆上することはしばらく続くに違いない。妄想がさく裂し、飛躍と短絡が横溢する文章に、誤字・脱字がちりばめられていて平静でいられるわけがない。それでも、ゲラゲラ笑っているうちに、それなりにみんな上手になっていく。焦らないこと、くじけないこと、あきらめないこと。

今、完成答案を書く必要は微塵もない。4か月先に書ければいいのだ。本気の6年生にとってこれからの4か月は、過去2年分の成長を可能にするのに十分な長さだ。たいがいのことは何とかなる。

なるべきものになるために、するべきことを惜しまずやりたまえ。

 

きょうは朝からフロアクリーニング。

教室の中はワックスがけの際中なので、教室の外にテーブルをおいてブログを書いた。

オープンカフェなみに風がここちよい。

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