懇談枠 続きの続きの続き

以下の枠が予約可能です。

6/4-6/22

A 4日  水  6.7.8.9

C 6日  土  4

F 9日  火   3.4.7.8.9.10.

G 10日 水  1.2.3.4.5.6.7.8.9.

H 11日 木  1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.

J  13日 土  4.6

M 16日 火  1.2.3.4.5.6.7.8.9.16

N 17日 水  3.6.7.8.10.16

O 18日 木  1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.

Q 20日 土  1.2.4.6

R 21日 日  17.18

S 22日 月  2.3.4.5.6.7.8.9.10.15.16

 

中間試験対策で、気になる生徒を個別に呼んで指導しているときいつも思うこと。

1.「なんでこんなに基本的なことがわかっていないんだ」

2.「どうして、教えたとおりにやってないんだ」

3.「でも、どうしてマンツーマンで教えるとスイスイできるんだ」

 

で、後悔とも反省とも言い難い感想を抱く。

1.「授業展開がこの子には速すぎるらしい」

2.「レスポンスを確認しないまま一方的に教えてきたらしい」

3.「100%かまってもらったら集中力も発揮できるらしい」

 

 どういうスタイルで教えても、できる子はできるようになる。教えようとする意志力がきっちり支配した空間で、教えなければならない学習事項が明確に認識されていれば。

 やればできるけれど、やる気になれない子らは、やる気にさせる方法を工夫する必要がある。競争原理を導入するのが簡単だけれど、常に有効とは限らない。その子の承認欲求を満たせるとは限らないから。成功報酬を設定することは必要だけれどそれも程度問題で万能ではない。動機づけは、どうしても「生き方」や「人生」とリンクしてくる。それを子どもに語るのは簡単ではない。だから、工夫がいる。

 やってもなかなかできないけれど、時間さえかければ何とかなる子らは、学習を継続していく仕組みを調え、根気よくやっていく姿勢を養う必要がある。飽き性で、あきらめやすい子たちを、持続的で系統的な学習のレールに乗せるとき、むしろ教えるものの根気が試される。職業的訓練がなければ無理だろう。

 やる気もあまりないし、やってもやってもなかなかできない子らは、何か共有できるものを探す必要がある。共有できるものがあれば、新しい気づきがどこかで生まれる。しかし、その気づきは期待はできても、予測も約束もできない。しかし、どこかで生まれる。楽観的に語ると無責任かもしれない。しかし、悲観することはない。

 失敗し、挫折し、自信を喪失し、にもかかわらず、やみがたい教育欲に突き動かされて、新しい試みを研究し、試し、修正し、補強し、塾屋を継続している。「あきらめを知らない塾屋」というより、「あきらめることを忘れた塾屋」というべきか。

 中間試験が始まった。

 LEC KIDSの健闘を祈りたい。