今朝の新聞で、ダイコンが不作、サンマが不漁、という記事を読んで、ブログを再開しよう、と思った。
気まぐれだ。いつものように唐突に再開し、また、ある日突然止まる。
経営者失格だろう。情報発信能力がないのだから。
まっ、そんなことはどうでもいい。評論したい人にまかせておけばいい。
漢字検定4級をめぐる話。
印象として、5級と4級の間には暗くて深い溝がある。4級合格に苦労する小学生は多い。何度も失敗する子らに「努力不足だ、工夫が足りない」と言うのは簡単なことだ。あるいは、「まぁ、そのうち受かるから焦らず練習しなさい」と鷹揚に構えていられれば楽だ。その中間あたりにLECの立ち位置がある。
漢字をガンガン覚えさせて、瞬間最大風速で140点の合格ラインを越えさせても、そんな身につけ方をした知識はすぐに失われる。弛緩した雰囲気で、集中力も低いまま練習しても合格ラインには届かない。
あたりまえのことをあたりまえにやっていればすむ子もいれば、そこまでやるか、というレベルまでやる必要のある子もいる。いろいろ。それがおもしろい。
しかし、おもしろがってすむ話ではない。
漢字の意味や使い方をそれなりに理解しつつ、確実に漢字を暗記していく合理的方法を提示し、健全なインセンティヴを提供できているかどうか。漢字検定をするたびに、厳しく問われている。試されているのは、LECである。それは、子どもらが本当に身につけるべき知識かどうか。その方法論は正しいかどうか。
さて、LECはどうなんだ。