気分はもう冬期講習

連日、午後10時過ぎから中3・高3のオプショナルツァーが組まれていて、気分はもう講習会。

夕方の小学生の授業まで、ビシバシ遠慮なくやっているので、気をつけないとパワハラになりかねない。

昔なら、ゴミ箱を蹴っ飛ばしつつ授業をしていたのだろうけれど、それはさすがにない。

 

以下、架空のお話。

「こんなに勉強してどうするんですか。受験に失敗したら全部無駄じゃないですか」と生徒(LEC KIDS)から問われたとしよう。

「合不合だけ考えれば、確かに無駄かもしれない。でも無意味じゃないでしょ。そこは価値観の問題になるので、君と僕では、どんな意味があるか、ずれが生じるかもしれないけれど。それにね、今の勉強を無駄にするかどうか、君次第だよね。僕はそもそも無駄だとは思わないし、無駄にして欲しくないって切に願って指導している。もっと言えば、絶対合格して欲しいと思って指導している。だから、できれば迷わず一心不乱にやってもらいたいと思う。人間だから、あれこれ思うのは仕方ないし、時に考えこむこともあるだろう。でも、それを何か現実逃避の言い訳にしたくなる弱い気持ちには打ち克ってほしい。たぶん、君も僕もいろんな意味で試されているのだと思う。そうしたメタ認知があれば、そんなにぶれずに残りの日々をやっていけると思う。本当に手に入れたいものは何か、心静かに考えてとるべき行動をとってほしい。とことん応援するから」