なんだか暑い毎日

小6

 久しぶりにN進法と推理と試行の復習。くるくるまわる時計が6進法とわかれば簡単な問題を、「これは何進法か」という発想もなく、素朴に6つ進むとひとつ繰り上がってと考える子らが愛おしい。いいんだけどさ、前に学習したことを何も生かしていないんじゃないですか、と問いたい。

 推理と試行の設問、粘り強く考え抜く持続力が試されて、クラスの過半が正解に到達。この2年でずいぶん成長した。「僕が6年生の時より、君らのほうが30倍はえらい」と言うと、一斉に「イェーイ!」と歓声。本当に素直な子たちだ。

 理科は化学反応。分解と化合。

「酸素はどうしようもない浮気者で、銅と仲良くくっついていたら幸せだったのに、炭素がやってくると、『あらぁ、炭素のほうがいいわぁ』って銅を捨てて、炭素とくっついちゃうんだ。これを銅が還元されたといいます。銅は酸素に捨てられたわけ。もちろん、炭素は酸素とくっついちゃうから、酸化されたわけ。たぶん銅は「なぜだ」とか嘆き悲しんでるはず、、、、いやいや、「せいせいした」って喜んでるかもね」という与太話をすると、毎年決まって、男の子たちより女の子たちのほうに受ける。

 塾屋的観点からすれば、ここの単元のテストをして女子のほうがスコアがいいとは限らないので、与太話の域を出ない。それでも毎年使うのは、元素記号を使って化学反応式をばんばん書いて説明をすすめていると、何かね、清涼剤が必要になるわけです。

 中学中級

 まだ一次関数をやっている。しつこく、性懲りもなく。いや、どれだけ徹底的にやってもいいとさえ思う。中3、高1、高2、高3と拡張を続ける「関数」の世界くを思えばとことんやっていい。

 高校上級

 きょうは二人だけだったので、名古屋大学と神戸大学の英作文演習。模範解答と村上も含めて三人の答案を見比べながら、添削。2月25日までに、いや、11月のオープン模試までに、何とかスコアを稼げる力を養成したい。

 得点云々ができるレベルではなかったけれど、2回目にしてはよかったね。構文がきっちり決まっていたので、あとは、お決まりのチェックポイントをいかにおさえるか、です。