毎年毎年この時期は、泥濘をのたうちまわって案内書づくり。
何も毎年変えることもあるまいに、と思いつつ、いや、そういうわけにはいかねぇよなぁ、と、改訂作業にはいる。しかし、即座に頓挫、「どうしてここを変える必要があるの」「いや、それは、、、」と自問自答。
客観的なデータにもとづくわけじゃなし、主観的な印象であっちをいじり、こっちをつつくものだから、全体の整合性が崩れて積み木崩し。いったん休んでまた初めから。
「これぞエスピナオージュ!!」と真夜中に満足しても、翌朝点検するとわずかに小さな齟齬を発見。修正していると、また、全体の構想が怪しくなって「それって元の方がいいじゃんねぇ、かえる意味がないじゃんねぇ」とぶつぶつ愚問愚答。
「たとえ1センチでも隙間があれば、こじあけてゴールを狙うのがストライカーだ」という言葉に接すると、まったく無関係に励まされ、「こじあけろ。こじあけてゴールを決めろ。俺!」と言いつつ、リビングのソファで撃沈、爆睡。冷え込む夜明けに起きてまた作業再開。
まだ、できてません。今朝は。
でも、もうすぐできます。
15日、午後4時には完成します。
みえます、私には、完成した案内書が。(ホンマかいな)
なんとか、今年も新年度募集ができそうだというご報告でした。
追) 今年度見送られた新機軸は以下のとおり。
① 小学生対象のコンピュータプログラミング教室
土曜日の午前中に検討。無茶苦茶忙しい土曜日にそれは無理ということで没。
② 読書教室
ケストナーやリンドグレーンを読み聞かせしながら、作品のおもしろさをいっしょに味わう非受験小学生向けの教室。構想がどんどん膨らみすぎて、なんのためにするのか、ただ村上の楽しみのためにするのか、判然としなくなって没。
③ 「もっと村上」クラス
何でも質問できて、絶対に怒られない、何を聞いてもOK。仏の村上が三度どころ、四度でも五度でも懇切丁寧優しくにこやかに、困ったところを助けてくれるクラス。イメージしているうちに自己嫌悪に陥ってしまって没。