2月の日曜日に、入塾試験をおこなっている。
2日は3名の小学生が受験してくれた。
9日には、中学生と小学生が合わせて3名が受験予定だ。
入塾案内、入塾試験、講評を通して、子どもも村上も初々しい緊張感の中で、いろいろなやりとりを交わす。それは毎年のことで、決まりきったルーティンワークであるはずなのに、なぜか、今年はそれがとても新鮮に感じられる。
29年前、福山で塾を開いた時の気分に近い。
いや、違う。
とりわけ今年特別に新鮮というわけではないように思う。
新しい子どもたちを生徒として迎えるときは、必ず、アマチュアのようにナイーブな感覚になる。
かくして、1年ごとに塾屋は脱皮し、初心にもどる機会を与えられる。
ありがたいことだ。