小学生5月学力テスト

ご家庭のサポートを受けて、無事、終了しました。

画面を通じて監督しました。

問題点もいくつか浮上。ただし、構造的な問題ではありません。

次回実施にあたっては、実施要項の修正で対応できそう。

 

 このオンライン自習室を利用したテスト実施を応用すれば、漢字検定試験のリハーサルや、英語検定試験のリハーサルも在宅で簡便に随時実施できますね。

 もし、全家庭にプリンターがあって、郵便に依存しないプリント配信が可能なら、もっと、、、

 こころから妄想。

 キャノン、エプソン、ブラザー各社の技術者さま、低廉で動作が安定したコンパクトな家庭用プリンターを開発してください。日本の子どもたちの学力向上に大きく寄与するのは間違いありません。ランニングコストを下げるためにA4モノクロだけ。コピーもスキャンもいらない(あれば嬉しいけど)。メール添付のファイルをクリック一発で

超高速両面印刷するマシンって無理ですかぁ。

 いや、それだけで解決する問題でもないか。いずれにしても、生徒のテストに対する意識をどう喚起していくか、という根本的な問題は残るでしょう。ハイテクな環境が生徒の意識を変えるところもあるだろうけれど、変わらない部分もあるのは確かなことだ。

 

 で、おまけ。

 昔の子どもはそんなものいらなかった。「葦編三絶。読書百遍意自ずから通ず」だ。とか怒られそう。そういうアナクロなご意見、基本的に同意します。嫌いじゃない。あまりにもストレートで清々しささえ感じる。凛とした自制心を涵養され、常に静謐なくらしのなかでひたむきに向上心を発露できる環境にある子たちならば、可能かも。

 でも、科挙を受験するために四書五経を丸暗記しなければ、立身出世の道がなかった時代のやり方を、金科玉条のように墨守する必要もない。そもそもそれでは間に合わない。いや、論語は現代に通じる古典で、人間形成期には論語を学ばせろ、とか別方向から強襲されそうだけど、それはまた話が違う。その重要性も否定しないけれど、今の子どもたちが必要としているスキルの習得は、論語の価値とはまったく違う次元で語られるべきものだと思います。

 とかく教育論はややこしい。論者の育った風土や環境、経験で百家争鳴になりやすい。だから、話をオンライン授業の進め方に絞って考えていくと、安価で信頼できるプリンターがあったらいいのに、ということなんです。

 日本の学校教育制度にオンライン授業が根付けば、必要な周辺機器がもっと大量生産されてコストが下がり、ノートやシャーペンを買う感覚で、プリンターやタブレットが購入されるようになる。事務機器ではなく文房具として家庭に定着する。

 子ども用学習机に、wi-fi接続の12.5インチタッチパネルと秒速2枚で印刷されるレーザープリンタが標準装備される。引き出しをあければ、キーボードも取り出せる、、、、

 

 やめよう、仕事の時間だ。

 さぁ、きょうも頑張ろう。