きょうは朝からフロアクリーニング

奇数月の第三月曜日は、フロアクリーニングの日。

二か月に一度のルーティン。朝九時からダスキンさんの作業を見守る。

 

 今朝は03教室にこもり、年末から溜めていた朝刊の連載小説を三週間分堪能した。

 抱えている事務の仕事をするつもりで、無理を言って03教室の掃除を断り、機器をセッティングした。にも拘わらず、ちょっと新聞を整理しようと思った瞬間から「阿倍仲麻呂」に夢中になってしまった。昨年から安部龍太郎さんの歴史小説にはまり、既刊の書籍はほぼ読みつくした。年明けから、新刊の「徳川家康」第七巻と新聞連載の小説をダブルで楽しめる、ちょっと贅沢な期間に入っているのに、忙しくって新聞は積むだけ、キンドルに入っている「徳川家康」もタップできないでいた。

 現在進行中の日経朝刊の連載小説は、遣唐使として唐に渡った阿倍仲麻呂を描く壮大な歴史小説。安部さんお得意の奈良もの。12月中旬までの平常授業の頃は、仕事前の毎日の楽しみで、一面の記事は飛ばしても、最終面の小説だけは読んでいた。講習がはじまるとそんな余裕もなくなり、新聞がうず高く、机に積もっていた。

 予定外だったが、やっと読めた。安禄山の乱が佳境にさしかかっている。どうなるのやら。日々の楽しみがもどってきた。

 いや、仕事をすすめよう。

 

 アイデアをカタチにする鍵が見つかれば、一気呵成にはかどることは経験上わかっている。こういう時はとりあえず着手。面倒でも試行錯誤を繰り返す。天啓が下りてくるまでじっと我慢。妥協せずに神経を研ぎ澄ます。もう少しで、堰を切ったようにどっと流れ出すはず。