合格!

昨日、県外の高専受験に果敢に挑んだ中3男子2名が無事合格した。安堵した。両名とも幾多の試練があった。年末に過去問演習を始めたころは目を覆わんばかりの成績だった。それを一つずつ粘り強くよく乗り越えていった。そこに自分の未来がある、という確たる信念があったからこそ、大きな重圧にも打ち克つことができたと思う。2か月間に渡って、繰り返し過去問演習を重ねる中で、彼らの心の中に、少しずつ希望が湧き、膨れ、確信にかわっていくのがみてとれた。精神的にも学力的にもよく成長した。自らの不安と懸念を真正面から受け止め、克服する努力を怠ることなく、日々地道に励んだ結果が、合格に結びついた。受験直後のネガティブな感想も、自己客体化を正直におこなった報告として受け止められるもので、村上はかえって安心感を覚えた。運や偶然ではない。受かるべくして受かったのだ。ふさわしい努力をした、と言い切っておこう。胸をはって中学校を卒業してくれ。そして新しい世界へ堂々と進んでくれ、光り輝く未来が待ち構えている。入学式までにできるだけ予習をすすめておこう。が、しばらくは、遊べ。一度とことん白紙にもどせ。3月10日から再スタートだ。