8月15日は色々思う日だ。「終戦記念日」と言うけれど、「敗戦記念日」が正しい。とか、どうでもいいけど、あれこれ考えてしまう。
今年はちょっと違った。
夜になって、カープとサンフレッチェの試合が中継された。阪神の大竹君は人を食ったようなスローボールを時折投げる。敵ながら天晴れ、やるじゃんと思ってしまう選手だ。マウンドにいる。でも様子が違う。カープが3-2でリードしている。今年、5回限定で先発ローテーションに入ってきた若鯉、斉藤裕太君が自慢の速球とフォークボールで押している。勝てそう。ハハハ、首位の阪神に連勝するかも。期待に胸がふくらむ。
斉藤君は勝利投手の権利を持って5回を投げ切った。いい笑顔だった。
チャンネルを変える。おお、サンフレッチェは浦和レッズと1-1、何だ、こっちも勝てそう。鬼門の埼玉スタジアムで浦和に勝ったりしたら、勢いつくぞ。うーん、迷うが今夜はサッカーだ。この試合は見逃せない。
前半アディショナルタイムにコーナーキックから、新外国人が待望の来日初ゴール!まだ名前も覚えてない。選手を確認していると驚いたのなんの、中村がいない。フランスへ行ってる。田中はドイツへ。ジャーメインと木下は清水エスパルスへ。あちゃー、ちょっと関心を失っていると、もう浦島太郎だ。顔ぶれが大きく変わっている。監督の名前がどうしても頭に入らないのは老化のためだろうけど。
後半もサンフレッチェは浦和を圧倒している。ゲーゲンプレスが面白いように決まる。浦和はなすすべがない。中島君から塩谷君に絶妙のパス、落ち着いてニアにシュート。難なく3点目。その後、4点目を鈴木君が決めた。
鈴木君はこの日2得点。なんといっても1点目が圧巻だった。サンフレッチェ陣営最深部から出た短いパスがワンタッチかツータッチで次々繋がれ、あっという間に右サイドへ大きくふられた。縦パスが通り、一気にゴール前へ迫る。クロスがあがり、ファーにいた鈴木君の足下へ、左足一閃、ボレーシュートが突き刺さる。
いやはや、スペイン代表も顔負け、美しいゴール。何度見ても飽きない。成熟したチームのみが演じられる奇跡の連続パス。
サンフレッチェの勝利に気分を良くしてカープの試合にもどると、5-2で森浦君がなげていた。ひゃー、勝つぞー!歓喜雀躍。
こういう日もある。