カツカレー

 全米オープン勝利後の大坂なおみさんのインタビュー(日本で食べたいもの)に触発されて、「僕のカツカレー」を思い出した。

 18歳、現役大学受験生の時のこと。早稲田大学を受験する際、高田馬場駅の地下で生まれて初めて食べた。「こんなうまい食い物が東京にはあるのか」そう思った。41年前の話だ。大学の下見をしたあとだった。人ごみに疲れていた。明日は入試ということで不安だった。そんなもやもやを吹き飛ばす衝撃的な味だった。たぶん、今食べたら胸やけを起こすだろう。しかし、その時は、とんかつの分厚い白身が妙に甘く感じられ、カレーのどぎつい辛さとうまく調和していたような、、、

 いや、記憶はあてにならない。時折ふと思い出すたび、美化されていくのだろう、すべからく青春の思い出なんてそんなものだ。感傷に彩られ、都合よく改変され、リボンを掛けられ、ギフトボックスに丁寧にしまわれる。時々取り出してノスタルジーに浸る。

 やれやれ。

 日曜日(昨日のことだ)は、英検を実施しつつ、平常授業も小6の過去問演習もやるというトリプル・ディールだった。アシスタントのN嬢が、類まれなる事務処理能力を発揮してくれて、プラン通りに進んだ。冷静・沈着・的確な判断力に恵まれた人が後方支援にまわってくれると、思い通りにことが運ぶ。ひとり二役はできないことをあらためて痛感した。

 さて、自己採点は今晩から。

 期待したい。

金木犀の季節

緑町公園を散歩していたら、金木犀が香った。

早起きしたご褒美だと思った。

ただ、毎年紅葉をたのしみにしていた木が、きれいさっぱり枝を刈り込まれ、ほぼつるっぱげ。

樹木のシルエットといい、色づきといい、それは見ごたえのある木だっただけに、紅葉前にすっきりぽんになって、少し残念な気がした。

 

小4

 先週、国語の文章ででてきた「天敵」を辞書で読み比べていて、蛇とカエルが話題になった。そこまではいい。よくある話だ。ひとりの少年が、実際に家で飼っているカマキリがカエルを食った、という話をした。ふむ、なるほど、そんなこともあるかしらん、とwebで検索すると、あるわあるわ、オオカマキリがカエルを捕食する動画が次々出てくる。「ギョエー」と叫びつつ、みんなで見た。きょうは、天気の話、海風、陸風、凪から、なぜか、タガメの話になって、タガメとマムシの対決をまたwebでみることになった。身の毛もよだつ映像で、NHKの番組作りのうまさに舌を巻いた。つくりものではない、ほんものの自然がどれほど劇的か、見事に活写していた。塾屋がいっちゃいけないセリフかもしれないが、「つまらない問題演習をするよりも、圧倒的におもしろかった」

小6

きょうは色分けの問題。順列の応用だ。反応は悪くなかった。ところが、計算練習がよくなかった。ふたりだけ残して特訓をした。守るべきルールを愚直に順守すれば、おのずから正解がでることを二回繰り返して教えると、正常状態に復帰した。本音のところでは、まだ怪しいが、きょうのところは良しとしよう。もっと丁寧にやれよ、それだけだ。

中学初級

英検対策。4級は初級のこの子たちには、ちょっとしんどいかも。やるだけやってダメなら、また、根本的に立て直そう。まず、チャレンジャーであることが大切。たかが英検、やり倒してしまえ。

高校中級英語

関係代名詞の応用。中学レベルの文例ならそこそこ直感的に訳せても、レベルがあがるとそうはいかない。構文絶対主義を標榜するつもりはさらさらないけれど、あやふやな直感でなんとかしのごうとする姿勢が気に入らない。もっと英文と格闘してこい、というまえに、もっと基本レベルの英文を多読する必要がある。いずれにしても学習時間が短すぎる。もっとどん欲に英文と戯れなさい。

 

午前零時はとっくにまわった。

土曜日中にアップするつもりだったのに、書きすぎた。

まだ、感覚がつかめない。

いや、そんなことはどうでもいい。

 

サンフレッチェ、どうして負けたんだ!

 

 

 

あらためて天谷選手の言葉に心揺さぶられる

デスクトップパソコンの更新にはいたらなかった。

ノートパソコンに塾のWiFiを認識させようとした際、セキュリティーコードが不明で四苦八苦したことが原因で頓挫した。

NTTに電話して、格闘20分。優秀なオペレーターのおかげで問題は解決した。

感謝。

でも、やれやれ。

 

きょうは5年生のボーイズが大苦戦。

分数と小数の混合計算が木っ端みじん。

式変形の仕方から、手取り足取り一人ずつやり直した。

高校3年生にセンター試験のベクトルの問を解説するより、たぶん、10倍手間がかかる。

あたりまえだ。

学習能力、認識力、学習経験に圧倒的な差があるのだから。

まぁ、しぶとくやり続ければ、来週には完成するだろう。

この連休の家庭学習に期待しよう。

 

菅野なら完封されても納得

小4 

きょうは漢字テストが全滅、全員再テスト、しかも全員再々テスト突入という、このクラス初の大惨事。そういう失敗を乗り越えて大きくなるんだよ。

小6

ことわざのテスト。何か詰めが甘いよね。もう少し数を減らして地道にいくべきだった。順列・組み合わせはまぁまぁ。PもCも平気で使っているけれど、よく食いついてきている。最後の計算問題は、「天才」続出で気分がよかった。10月は計算力強化月間だから。

中学上級

中間試験が終了したのは一校だけ。あとはみんな試験期間中。英検対策も同時進行しながら、異種格闘技戦。反応は悪くなかったと思う。

高校中級

対数のお話。たんたんと問題演習。英検の受験票をリクエストされた。そうだね、こんどはどうしても受かりたいよね。

 

きょうもめまぐるしい一日だった。

昨夜、新しいノートパソコンの設定をし、今朝はスマホの機種更新をし、明日は、新しいデスクトップパソコンの設定。

本当ならどれかひとつでもワクワクドキドキして昂揚感に包まれてよいはずなのに、それがない。望んで更新するわけじゃないから、わずらわしさが先立つ。使っている間に感動する場面でもあれば、また、違ってくるだろうが、それもどうかなぁ。

どうなることやら。

 

 

I'm back.

何をやってんだ、ちゃんと情報発信しろ! と言われ続けて数か月。

(嘘です、誰もそんなことは直接おっしゃらなかった。まぁ、そんなもの、塾のブログなんてあってもなくてもいい)

 

一方、村上としては、少し本気で、

「ブログを書く暇があれば、教室の掃除、トイレもちゃんときれいにしておこう」

と考えていました。

(嘘です、そういう言い訳なら、格好がつくかしら、といった程度。単純に、忙しくて時間がなかっただけ)

ちゃんと本業の塾屋は続けています。

元気です。

心配してくださった方々、ありがとう。

(もし、そういう方がどこかにいらっしゃったら、の話です)

 

とにかく元気です。

来年、還暦ですけど。

先日診てもらった血圧は、135-203でしたけれど。

「尋常ない値ですよ、他は異常ないですけど」とお医者さんにじろりと睨まれました。

やれやれ。

 

いや、もっとひどい話がある。

この猛暑の夏、悪夢のように塾のIT環境が崩壊しました。

塾のデスクトップパソコンが二度フリーズし、修理をしてくださった店員さんから「もう保証できません」と最後通牒をつきつけられ、長年愛用してきたノートパソコンが、ある朝突然永眠し、仕方なくネット通販で買った低価格の代替品が、ひと月もしないうちに液晶画面がぐちゃぐちゃになり、ガキガキにひび割れていたスマホの画面がついにポロポロ断片剥離を始め、、、、泣き面に蜂、ムカデ、サソリ、もう何でもかかってきなさい、と。「はははは、笑えば笑った気分になる。(by カートヴォネガット)

 

 

お知らせ  一般の方々へ

 2019年度の新規募集は、例年通り、年明けの1月15日(火)からです。

 小学4年生から募集を始めます。2月に2回入塾試験をおこなって、3月開講です。

 この10月から、毎週金曜日の午後4:10~4:40は、入塾案内にあてることにいたしました。LECに興味と関心のある方は、前日までにご連絡いただければ、20分前後、塾のご説明をいたします。ただし、新年度の案内は、1月15日発行なので、細部に修正と変更が生じる可能性があります。(10月12日、19日は予約済みです。26日以降でお願いします)

 仕事をしていて金曜日の夕方に時間をとれない、という方には、日曜日の午後5:10~5:40を入塾案内時間にしています。ご利用ください。

(金曜も日曜も都合が悪い、という方は、ご相談ください。折り合いのつく選択肢を提供いたします)

 申し込みは、メールでお願いできれば幸いです。

ただし、ご使用中の携帯電話の受信設定がパソコンからのメールを拒否されている場合は、電話にしてください。

 いつ電話をかけたらよいのかわからない、というお言葉をよくいただきます。以前、授業中にお電話をいただい方に、無茶苦茶不機嫌な応対をしたことがあって、たいへん不愉快な思いをさせたことをあとで知りました。反省しました。それからは、授業中の電話にも「常識的に対応できる」ようになっています。原則的にいつでもOKです。

 入塾案内の時の「子ども同伴」は、子どもさんが望めばどうかお連れください。望んでいなければ、保護者の方だけで結構です。

 入塾案内時にお渡しできる面談資料は、 LEC GUIDE と HANDBOOK の二冊です。この二冊があれば、LECについてだいたいのことはわかりますが、しょせん印刷された案内です。実態との乖離は否定できません。面談で説明をしなければお伝え出来ないことはたくさんあります。

 

 

 

 

 

岡山白陵高校 合格発表

1名受験 1名合格でした。

 午後1:00、05教室では学力テストの振替受験、02教室では公立高校の過去問演習、01教室では小4の授業、同時開始直前状態のそのとき、駐車場にお母様と本人が登場。「あれ?もしかして」と思って出てみると、お母様が破顔一笑、「受かりました!」「おおおおやったぁ!おめでとう!!」と叫んでしまった。それを教室内で聞きつけた友人たちが一斉に飛び出してきて「おめでとう」のシャワーコール。やぁ、よかった、よかった。彼女が、自分の夢に確かに一歩を踏み出したことを心からお祝いしたい。

 過去問演習の成績は「たぶん大丈夫」だったけれど、直前の模試では、英語の失敗が祟って、「勘弁してください」という結果だった。まぁ、心配はしていなかったけれどね。というのも、本人が「絶対行く!」という固い信念を持ち続けていたから。

 早速、高校数学・英語に演習内容を変更した。入学式までに2か月。その間にできることを合理的に効率よくやっていこう。たぶん、どんなに準備してももうこれでいい、ということにはならないだろうから。

 新しいチャレンジに出発!!!

 

懇談空き枠状況② & 広島県立広島中学合格発表

懇談空き枠状況 ②

2/13 火 A 8.

2/14 水 B 6.7.10
2/15 木 C 8.

2/17 土 E 
2/18 日 F 

2/20 火 H 9.10
2/21 水 I 4.5.7.8.9.10
2/22 木 J 4.5.6.7.8.9.10

2/24 土 L 
2/25 日 M  

2/8    18:03  更新

 

広島県立広島中学の合格発表がありました。

2名受験 1名合格でした。

 

 今朝、広大附属福山中学の校庭でキャラメルを渡した少年が、試験も終わった午後4時過ぎ、いきなり01教室に飛び込んで来て「県立受かった!」

 授業を受けていた小4の生徒たちが呆然とする中、授業を中断し、ガッツポーズで応えて「よっしゃー!おめでとう!!」と村上が絶叫。いつもの風景、毎年の恒例行事。そしていずれ伝説となってゆくであろう印象的なシーンでした。

 

 しかし、歓喜の一瞬が過ぎた後は、ごまかしようのない現実と対峙することになります。昨年同様、ひとり合格ひとり不合格という結果に、指導上の工夫が足りなかったことに強く反省をせまられます。自分の思いや考えを筋道をたてて適切に表現する力と、問題文を正しく読み取り、求められている操作を合理的に遂行できる力を、もっと突っ込んで、もっと個別的にトレーニングする必要がありました。

 「だいたい」も「一応」も「なんとなく」もない、明晰で透徹した思考力をもっと鋭く磨き上げ、研ぎ澄ますトレーニングを開発しましょう。早熟で読書量の多い子に依存した受験指導から脱皮した、もっと一般的な方法論を構築します。