放射冷却を身に沁みて

 お天気はよいのに、骨まで届くしんしんとした寒さが朝の空気を支配していました。コートのフードをかぶり、口元もフェイスガードに鎮めていると、呼気のせいで眼鏡がくもってしまって、前が見えない!じたばた上目遣いで陸橋を下っていた自転車の白い男は、この私です。車列の皆様、お騒がせいたしました。