昨日に引き続き、

 きょうは02,03教室の改造をおこなった。旧年度の資料、参考書、ファイルを中心に、不要不急のものを片端から処分した。「今、必要かどうか」で判断したため、とっておけば役に立つものも少なからずあったけれど、「いつ役に立つか」わからないものをキープしておくために、失う空間、維持していく時間、エネルギーが惜しい。それよりも、それを処分することで得られる空間と時間とエネルギーを考えれば、失うものより得るものの方が大きい、と決め付けて容赦なくセンチメンタル・バリアーを突き崩して、捨てた。
 「人生とは選択することであって、選択するとは何かを捨てることだ」というお決まりの呪文を唱えながら、あれもこれもなんもかんも、捨てた。
 スチール製の本棚をひとつ解体処分したので、どうにもこうにも溢れた書籍を仮収容するため、本棚を02教室に仮設した。いずれ、この本棚も無用の長物になる予定。いつまでも、不恰好に教室の中に棚をおいておきたくはない。僕の頭の上に、ドサドサと本が落ちてくるようになるのは、目に見えている。