どうもね、ユーゴスラビアというと、

 映画「ネレトバの戦い」を思い出してしまう。小学校5年か6年の頃、親父と二人で観にいった。*1
 第二次世界大戦中、チトー率いる圧倒的少数のパルチザン部隊が、大量の避難民を護衛しつつ、ドイツ軍の追撃をかわし、勝利する、愛と感動の叙事詩(?) とかなんとか、まぁ、そんな感じの映画。雪山の斜面で後衛戦闘を繰り広げるパルチザンたち、ふもとの村には逃げ遅れた避難民、撤退することもできず絶望的な抵抗を続けているときに聞こえてきたのは、チャペルの鐘。励ましとも悲鳴ともとれる鐘の音に涙をぬぐいながら機関銃を撃ち続ける女性兵士、、、、だったような、勝手な創作がはいっているかも、なにしろ三十数年前のワン・シーンなので定かではない。まちがっていたらごめんなさい。最後にわざと橋を爆破して退路を断ち、追撃するドイツ軍を欺き、実は仮設の橋でまんまと逃げ切る、という結末は覚えています。ユル・ブリンナーがパルチザン部隊の砲兵将校役で出ていたと思います。

*1:当時はまだ景気のよかった因島日立会館の映画館だった