雨が

 嬉しい講習会だけれど、被災地の方々を思うと、素直に喜べないところがある。
 
 せめて、僕にできること。
 雨合羽に身を包み、重いかばんを背負ってやって来る子どもたちに、苦労してやってきた甲斐のあった授業をすること。
 あるいは、送り迎えの労をいとわぬ保護者の方々のご支援と期待にこたえる指導をすること。
 夏の一日は、平常授業の一週間分の成長を期待できる。塾屋の腕の見せどころ。
 明日も全力投球。やるぞ。