中1

 比例・反比例のグラフの描き方。まずまず良い流れでスムーズに進行。作業手順を細分化し、マニュアル化しただけなんだけれどうまくいった。しかし、実はこれは諸刃の剣で、導入期には有効でも、その後の演習で、本質的な理解に到達しなければ、たちどころに手順が形骸化し、混乱の渦に巻き込まれる。
「やり方わすれたぁ」
「思い出せ」
「思い出せない」
「考えろ」
「考えられない」
という不毛スパイラルに陥る。
 英語は粘着的に、三単元のS。これでもか、これでもか、と絨毯爆撃。さすがに100点をとる子もゾロゾロでてきたけれど、五割台の得点に沈む子もいる。だいたいこのあたりの文法で9割台の得点を取りきれなければ、重大な過失を犯していると考えてよい。五割台は壊滅とよんでさしつかえない。半分できている、と楽観的に考えることは許されない単元であろう。