因島点景

 祖母の33回忌の法要で因島に行って来ました。「しまなみ海道」沿いのグリーンがすこぶる美しいのに感動して、運転しながらシャッターを切るという無作法をしてしまった。会食場所近辺も新緑鮮やかで見事でした。ということで、
一枚目、因島大橋。f:id:skipper707:20070429104349j:image:left
二枚目、沿道沿いのグリーン、目に心に沁みた。f:id:skipper707:20070429104533j:image:left
三枚目、因島公園入り口。
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四枚目、鯖大師。弘法大師伝説の変容伝承の主人公。あまり美しい話じゃない。
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五枚目、鯖大師と天狗山(通称、テレビ塔)。「万緑の中や」(中村草田男)とはこのこと!
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六枚目、手前右から、亀島、生名島、鶴島、岩城島、グラビア定番のアングルです。f:id:skipper707:20070429153940j:image:right

 「因島ロッジ」近辺には6歳頃から18歳まで3ダースぐらいの思い出があるけれど、どれもこれも埃をかぶって記憶の壺の中に眠っている。もう二度と取り出されることはないかもしれない。ひょっとすると、中にはけっして忘れてはならないものもあるのかもしれない。しかし、偶然のイタズラで、強力な触媒でも現れない限り、記憶の壺の蓋の封印がとかれることはなく、中身はすべて朽ち果てていくにちがいない。そしてそれでいい。形あるものがいずれ全て壊れてしまうように、思い出が知らず知らずすべて消えてしまうのは自然の摂理だろう。