なんと

 夏期講習会に参加したいという小学5年生男子が、内部生に連れられて入塾試験に登場。昨日、バタバタと忙しいときに時間の打診をされていたのは、再試験のことではなくて、入塾試験のことで、受けるのは本人じゃなくて、学校のお友達のことだったのね。当事者があらわれて初めて状況を理解できた。事態の突発性にとまどったけれど、少年の礼儀正しい応対、しっかりした表情、澄んだ瞳を信じて、急遽、入塾試験開始。個人塾の機動性というべきか、アバウトさ、というべきか、いずれにしてもLECの前近代性を象徴するような出来事。いや、しかし、天晴れな受け答え、さわやかな風が吹き抜けていった。