一日が終わる

 きょうも終わった。明日からフルタイムでまた三日間連続の講習になる。ハードでタフな三日間だろう。でもエキサイティングでスリリングな三日間にもなるだろう。
 夏期講習会は楽しい、苦しいけれど、楽しい。今年はなぜか、はっきりそう思う。去年あたりから、ひょっとして講習会を楽しんでいるんじゃないかって気はしていたけれど、間違いない。僕は講習会を楽しんでいる。
 生徒イジメがそんなに楽しいか、って言われそうだけれど、もちろん、そうじゃない。子どもたちの成長と進歩にストレートに関わる体験が楽しいのだ。それは日頃の授業とどう違うのだ、と問われたら、接する時間の長さと授業密度の濃さ、独特の緊迫感が、生徒との距離を思いっきり縮めている、と答えたい。妄想にすぎない戯言かもしれない、すでに一種のトランス状態に陥っているのかも。いやはや、どうしたものか、これは過労ゆえの高揚か。

 とにかく、明日もよろしく。