朝六時におきて

 管理業務。歯磨きも髭剃りも、ノー・ミステイクで出来た。きょうは調子がよい。今朝の音楽は、なぜかベトベンの「田園」(カルロス・クライバー)。この交響曲を少女趣味といったのはバイオリニストの高嶋ちさ子。マーラーを語るときに、「宇宙戦艦ヤマト」を比喩に使ったり、この人の批評は俗受け狙いに走ってよくわからない。演奏者独特の嗅覚で生み出される言葉の生理に僕がついていけないだけかもしれない。わからないけれど、確かにおもしろい、でもなんだかなぁ、という人。もっと本を書けば売れるだろうに。