今日の授業もすでにあとひとつ

 上の話を書いてから、かれこれ9時間あまりたった。その間に、広陵は準決勝を突破し、外ではにわか雨が降ったり、内では、小6の適性検査対策が再開され、「なんだこの文章、具体例の説明0点、理由の説明0点、まったく採点の対象外だ!」と、また、生徒が酷評されたり、いろいろあった。休憩時間は眠くて眠くてひたすら自分の席で仮眠していた。
 夜は席使用率が9割を越えた。物理的にも精神的にもいっぱいいっぱいで夏期講習は進行している。よくやっている、と思いつつ、これだけしかやっていない、という醒めた思いもどこかにある。もっとやれるはずだ、と強く思いながら、バタバタと時間に追われる愚かさを脱却できない。
 いや、きっと、もっと違う視点から見るべきなのだ。もっと生徒サイドにたった視点をきちんと構築すればよいのだ。