きょうも好天

 入学試験の子たちが健闘していることを期待、いや、信じて疑わない。波乱なく終了してくれればありがたい。五年生は、単位あたりの量の演習。毎度おなじみの「ドラえもんの鈴」を使って、人口密度も平均も速さも片付けていく。速さと時間と距離の問題で、遂に、分数の割り算が計算処理に出現、密やかな戦慄すら感じながら、彼らがつまずかないようにしっとりと教えた。彼らに僕の怯えにも似た感情を悟られないように、能天気に語りかけながら問題演習をおこなった。さて、果たして、きょうまかれた種子がきちんと育つには、日々の水遣りが欠かせないのだが、彼らにどう実行させるか。そこが問題。