中2Bでは「冬の嵐」作戦

 準2級に挑む中2の子らのプリント演習がきょうも苦戦。無理もない。過去に中2で準2級をクリアした生徒は多くない。3級と準2級との間にある格差は、LECの平均的な中2の学力ではとても埋めきれない。ずば抜けた記憶力、旺盛な知識欲、英語に対する好感、三拍子そろった子どもじゃなきゃ、とても無理。今までは、持ってうまれた適性に応じて、挑戦する時期を調節してきたけれど、2008年からは、計画的な学習を組織的に実施することで必要な準備を調えることにした。
 微温的に「そろそろ受験してみようか」という従来のお誘い型のセッティングはもういい。「やるぜ、覚悟しろ」で行く。
 高校生が英語で苦しむのは、間延びした中学の英語の授業と、タイトな高校の英語の授業の落差が原因のような気がする。まだ中学生だからいいかって発想を一掃し、教えられることはとことん教えていくと、意外と子どもらはスイスイ適応してくれることが多い。ついて来れない子はどうしても出てくるけれど、無学年制を原則にしクラス編成で、異学年混合があたりまえってことにしておけば、弾力的にクラスを運用できる。必要に応じたレベルで、必要に応じた学習を受ければよい、と思う。
 ちょっとずつ変わっていくLEC、変わることを恐れないLECでありたい。