6月21日の振り替え

7月22日(金)に補充授業を行います。あの日、授業を中断してOFFにした分をやり直します。その節は、生徒・保護者のみなさんにたいへんご迷惑をおかけしました。すみませんでした。

6月22日、23日の、水曜日、木曜日については、6月に4回ずつ授業を行ったので、補充を見送りました。

また、7月22日(金)の小5の授業は平常通り行います。念のため。

夏期講習のテキストをもらっていない小学生は、今週中にとりにきてください。

中2・中3のテストでまだの人は村上まで。
中1は明日配付します。


テレビの話

NHKの連続テレビ小説「おひさま」にまったりはまっている。
最近、主題歌「おひさま 大切なあなたへ」が流れ始めた(土曜日だけ?)
平原綾香さんが歌っている。原作者の岡田氏が作詞したとか。
母親の娘を想う気持ちがシンプルにしかし熱く歌われている。
母親にとって、娘とはそういう存在なのであろうな、と素直に共感した。名曲だと思う。
その歌詞の内容を古風と言う人もいるだろう、娘からすれば母親の想いが重すぎる、ということにもなるかもしれない。もっと自立した母親像を確立せよ、と主張する人もいるかもしれない。
いずれも正しい。
しかし、時を越えて共有される母親の心情がありのままに示されており、母親が普遍的に抱くであろう、娘にたいする気持ちがすっきりと描かれている、と思う。受け入れる、受け入れないは別として。

ストーリー自体は、時代背景が戦後になってやや凡庸なファミリードラマになってきた。信州安曇野を中心とした風景が美しく挿入され、さわやかさを失うことなく、いや、むしろさわやかすぎるほどに軽くたんたんと物語が進行している。不幸な戦争を描かなければならないという呪縛から解き放たれた分だけ、ストーリーが弛緩したということかもしれない。決して不幸を過剰に要求しているわけではない。ただ陰影を欠いた幸福はどこかリアリティを失いやすい、ということだろう。

歌にもどろう。
娘であれ息子であれ、歌詞のとおり、子どもはひとつの奇跡であって希望である。それを再認識させてくれたことを作者の岡田氏に感謝したい。
言いたかったのは、それだけなのだ。