23:20
中3の生徒たちが三々五々帰宅する。
ずいぶん遅い時間になってしまった。
過去問演習とその間違い直しが終わったあとに、
内申点と学力試験の合格最低点の関係を説明させられていた。
合格したら、自衛隊員募集係の方からいただいたレーションをみんなでいただきましょう、ということで、本日はお開きになった。
彼らに幸多かれ、明日も頑張るんだぜ。
明日は漢字検定試験。
英語検定試験と試験日をずらして敢えて二月上旬にもってきた。
しかし、英検二次対策・入試対策・漢検対策が三種混合同時多発状態になった。
ずいぶん、楽しい思いをさせてもらった。年々過激に過剰になっているのは確かだ。
LEC歴8年の少年が、志望してい大学に合格した。おめでとう!
晴れ晴れといい笑顔をみせてくれた。
長い間、ありがとうね。
類い稀な実直さをもった君が、ついにとうとうこの塾からいなくなるのかと思うと、何かとても寂しい。本来なら、新しい世界への扉を開いた君をおおいに祝福し、その門出を両手をあげて祝うべきなのに、ね。
なんだろうね。なにか、ひとつの時代がおわってしまったような感慨がある。
小学校6年の時、僕は君をぶん殴った経験がある。
たぶん、君も覚えているだろう。
あれは、まだ、塾がワンフロアの頃、02教室で中学入試の社会の演習をやっていたときのことだ。今の僕なら、もう手をあげないような些細なことが、当時は許せなかった。
狭量だったことをあらためて許して欲しい。
このブログのそこかしこに君の痕跡がのこっているよね。
いろいろあった。
危機的なこともあった。
まだ昔話にしてはいけないのかもしれないけれど、過去はどうでもいい、どうか、まっすぐに前を向き、君のなるべきものになってくれ。福山を忘れることはできないだろうけれど、君の主戦場はこれから東京に移り、君はこれからさまざまな試練にさらされることだろう。時に、手痛い挫折も経験するかもしれない。だけど、大丈夫。君のまっすぐな心根は、必ず、あらゆる経験を糧として君を大きく成長させるだろう。
君の大成を願う。
よき出会いのあらんことを。