それにしても

 中1の正負の計算問題で、いったい何回再テストをしたことか、土曜日に1時間近く延長して残り、きょうも1時間近く再演習して、やっとほぼ満足のいく結果になった。中2や中3も、今やっている単元で、精度を高めようとすると、同じくらいの演習量を要求するべきかもしれない。中1は、ここでつまずくと、あとあと大変なことになるって思うから、ダメ押しのダメ押しをするけれど、中2や中3はそうした徹底したかたちで追い込んでいない。でも、間違いではないか。時に思い出したように再テストを課すだけでは不十分ではないか。もっとギシギシ、絶対的な基準を設け、一歩も引かずに、彼らに要求をつきつけ、乗り越えさせるべきではないか。
 ちょっと恐ろしい気もするけれど、春季攻勢をかけてみよう。むろん、完璧さにこだわっていては、一歩も前進できなくなるけれど、理解度の要求水準を上げる。少なくとも去年より上げる。塾全体のレベルを底上げする。いっぺんには無理だけれど、去年なら妥協した水準で、今年は妥協しない。
 そのために、授業の密度をもっと上げる。もっとアップテンポで、もっとリズミカルに、濃密な50分の授業を演出する。僕ならできる。彼らが対応できるかどうか、いや、対応させられるかどうか。
 とにかく、やってみよう。今までと同じことをしていてはダメだ。生徒数が増えた分だけ、取り組み方をパワーアップしていかないと。よりパワフルに、よりスピーディに、よりデリケートに取り組まないと、LECに発展はない。
 LEC、前へ!