きょうの授業

 ★中2 ペリーから、徴兵令まで。中学入試でさんざんやってきた単元だったので、要領よくまとめられた。今年は、尊皇攘夷をイスラム原理主義にたとえて説明した。また、土方歳三の倫理観を強調した。長岡藩の攻防を語るときに、河井継之助の名前がなぜか出てこなかった、不覚。
 ★中3 内閣と裁判所。小泉純一郎氏がいかに内閣総理大臣として大臣の任免権と国会の解散権を有効に行使したか説明した。
 ★小5 算数は、面積の練成問題。長方形が組み合わされたり重なったりするところを、上手に整理して考える問題。教えるほうは楽しくてしかないのだけれど、学ぶほうは四苦八苦していた。ひとり、ふたり、イキのいい反応はするのだけれど、全体的には、何か重苦しい。
 理科は、花と昆虫の復習。ニィニィゼミ、アブラゼミ、ツクツクホウシの相違が問題になった。僕の世代であれば、この三種類のセミの識別は、自明であって、姿、形、泣き声、泣く時期に関して、特別の学習は何もいらない。しかし、彼らは違う。百科事典で、まず、セミの姿を見せ、泣きまねをし、イメージを膨らませてやらなければならない。
 ★中1 社会は隋・唐から大宝律令まで。つい最近小6でやった授業をプレイバックしているような錯覚に陥る。こういう体験をすると、小・中一貫校なら、重複を避けられるのに、と思ってしまう。理科も、そう。植物の分類。小6でやった事柄の復習以上ではない。英語は、一般動詞の否定文と疑問文。きょうはまずまず快調。数学は、方程式の小数係数と分数係数の問題。ほぼ、順調。
 ★高1 英語は、英文解釈の初歩。基本的な工夫の仕方を授業。数学は、数Ⅰが、二次方程式の文章題まで。数Aはド・モルガン。ちょっと遅れ気味。