小5は

 算数で、小数×小数、小数÷小数 を練習。1問30秒のタイムトライアルにすると、13人の生徒中、まともに解答できるのは3人まで、多くて4人。とにかく遅い。昔なら、「なぜだぁ!」とお怒り爆発だけれど、今は違う。ウエストの増えた分だけ、寛容に「習ったばっかりで、すぐにできるようになれ、とは言わない。50m走をみんなが同じスピードで走れるわけじゃない。でも、50m走のタイムは練習してもそんなに変わらないけれど、計算問題は違う。3週間後には、30秒で一問解けるようになっていなければならない。自分は遅い、と思うものは、練習しなさい。どうやったら速く確実に解けるか、考えなさい。算数のできる奴は、例外なく計算が速く、正確だ。算数の苦手な奴は、計算がヘタな子が多い。」と、説教にならないように語ったつもりなんだが、それは僕のつもりであって、彼らにすれば、立派な説教だろう。さて、何人、ちゃんと聞いていたものやら。
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 国語は、象形文字・指示文字・会意文字・形声文字の説明。問題演習の途中で、機械的な暗記を強要することがためらわれ、「心」を象形文字で説明
「S君、これは象形文字です。なんという字でしょう」
「チンですか」
「ちがいます、君のからだにあります」
「ブハ、だから、○○○」
「ちがいますってば、君のからだの大切なところです」
「やっぱり、○○○です」
「チンじゃなくて、シン、心(こころ)です。昔の人がからだを解剖して、心臓をみたとき、こんなふうに見えたのでしょう。この長く伸びたのは、たぶん血管を表しているのでしょう」
 というチン問答をして、もりあがった。女の子にはちょっと迷惑だったかも。
出典は、

常用字解

常用字解