最後の生徒が帰ったのは11:20

 最後は、円周角と内接四角形のプリントの問題の解説だった。最近不調で、ロウテンション。ここらで刺激を与えたい、と思って、お母様にお願いして連れてきていただいた。お稽古事も忙しくて、なかなか思うようにならないことが多いらしい。ちょっとくすんだ表情で現れた。以後、黙々と4時間近く勉強して帰るときは、晴れやかなすっきりした表情で帰宅していった。塾で勉強させるのは、あくまで対処療法に過ぎないけれど、対処療法はいくら積み重ねても本質的な解決にはつながらないけれど、今、できることに誠実に取り組むことで、質的転換の契機もうまれてくるものだ。LECは、そういう塾である。