おだやかなよい天気

小6のクラスを二分割し、志望校別の過去問演習。ひとりテンションがあまりに低い児童がいたので、強制帰宅。「帰れ!家で反省して来い!」ここ数週間、メリハリのない言動が目立っていて堪忍袋の緒が切れた。残念だが、ちょっと反省してもらおう。

世界同時不況が進んでいく中、先行き不安を漠然と感じながら、あれこれ読んでいると、金融不況と実体経済の隔離を突いて「未曾有の買い相場」とラッパを突撃ラッパをふきまくるアナリストがいらっしゃった。うーむ、その世界の方々には、すごい人たちがいる。頭では理解できてもねぇ。

強制帰宅騒動は、保護者の方の機敏な反応で、こちらの真意を汲み取っていただき、児童の反省を経て本日中の塾復帰が可能になった。ほっとした。
強制帰宅後Uターン。こんなことは望ましいことではないけれど、毎年必ずおきてしまう受験のひとこま。笑い話になるのはまだ先の話で、実際問題として課題は多い。

午前中の中学受験生の過去問演習は、どう要約しても「惨敗」であった。信賞必罰、アメリカ海軍なら、指揮官は即刻、解任、更迭、予備役編入であろう。嗚呼。

そんな妄想は、ランチタイムのパスタとともにグシャグシャと咀嚼した。いちいち一回ずつ悲嘆慨嘆してもはじまらぬ。
小5は、剣が峰、単位あたりの量、だの 速さ、だの、輪軸、だの、コワーイ単元に突入していて、気を抜けない。知らぬが仏の子どもたち、薄氷を踏む思いで教えているこちらの気分なんか知らなくてよろしい、先生、何をそんなに気遣ってんの、というぐらいでちょうどよい。前列4人の反応と、後列8人の反応にずいぶんな差が生じていて、次回はアベコベの席順にする必要があるかもしれない、、、

さて、英検準2級チャレンジャーズなんだけど、昨日の演習で粉砕されてしまった生徒に午後7時から集合をかけた。100個頻出単語を試す。25ずつ4分割したけれど、ちょっと無理を強いているのかも、でも、ここで無理をしなきゃいつするんだ。

無理が通ったようで、無事終了。

英語上級は、「楽観主義」は「悲観主義」に勝る、というお話。ある受験生が、授業終了後、「きょうの英文は、まさに俺のために書かれたような気がしました」、とノタマウ。「そうじゃろうね。君はもっと自分を信じることが必要よ」、と返しておいたが、的外れな発言だったことが分かった。なんと能天気にも、「大学生になったら芸能人になります!俺がTVのCMに出ていたら、どう思いますか?」とワケの分からない妄想に走った発言をしたので、「その前に、大学に入れ」、と言うしかなかった。
いったいどういう神経をしているんだか、常識のある人間なら、自分の成績を考えて、夜もおちおち寝られないはずなのに、ああぁあ。

明日は、午後5時スタートです。
よろしく。