まだ続く「若葉のころ(FIRST OF MAY)」

CD(サラ・ブライトマン、「冬のシンフォニー」)の歌詞カードを見て、あたたた
Don't ask me why, but time has passed us by.
ちゃんと聴いていないし、意味も考えていないし、、、おい、ちゃんと聴けよって怒られそう。
聴き取れないもんだなぁ、とへこみながら、同じカードで、ジョン・レノンの「ハッピー・クリスマス」の歌詞を眺めていたら、横から妻が、
「このCDって、"小さな恋のメロディ"も入ってたよね」
(同じ歳だし、同じ島だから、18歳までの文化的背景はほぼ同じ、やっぱり気づいたんだって思いつつ)
「うん、"若葉のころ"」
「あの男の子、一世を風靡したわよねぇ、女子みんなの憧れの的だった。トロッコのシーンがよかったわよぇ」
(形容する表現まで俺と同じかよ、まぁ、そういうしかないよなぁ、と思いつつ)
「マークレスター君」
「男子は、みんなあの女の子に憧れてたんでしょ」
(おっと、ここで素直に返事をするとどんな罠にはめられるやら)
「そうだったみたいね」
「えっ、ひとごとみたいじゃない」
(いや、まぁ、ステキな女の子でしたけど、話がどこに飛ぶか予測できないときは、低空飛行で安全運転)

そのあとは、おまけのDVDで、サラ・プライトマンのインタビューや、アイスショーを見たんだけど、
「すごい化粧、声と顔がミスマッチ」
「うん、サマンサ(「奥様は魔女」)のお母さんみたい」
「何歳くらい?」
「たぶん三十台後半」
「知らないの? あっ、ひじを見て、ひじの皺は隠せないのよ」
「ふふふふ、隙をみせたな、おサラさん」
と、とんでもない会話をしていた午後であった。