冬期講習2日目

4時にいつもどおりやってきて、お掃除を1時間ばかり。この土日に何もしないでいたら、それはもうびっくりするくらい汚れていた。昔は、床がどんなに汚れていても、生徒から「先生、床を掃除したら」と嫌味を言われても、「暇がない、忙しい」と逃げていたこともあったなぁ、、、

今朝の娘の学校の懇談は、廊下で待つ間も、思ったほど寒くなかった。パイプ椅子に座って、村上龍の「五分後の世界」を読んでいたら、娘が「そっちあったかい?」ときいてくる。ストーブに近いほうの席に僕が座っていた。慌てて場所を替わった。
「すまない、自己保存本能のままに行動した」
「ひどーい」と責められた。
懇談は滞りなく淡々とすんだ。悪逆非道な塾屋の本性を隠して、善良な一市民、一保護者を演じておしまい。

午後7:40
中1は撤収。英語はto不定詞を教えた。テキスト演習は一般動詞の復習だった。数学は、一次方程式の文章題演習で終わってしまった。扇形の面積に入るつもりだったけれど、食塩水や速さの問題を解説していたら、あっという間に時間がたった。いや、英語で少し欲張りすぎた、というべきか。

02では、小6女子が3人自習。男子は3人ほどきていたが、みんな帰った。なかなかタフな女の子達だ。ぶれずに勉強できる姿勢がいい。そのうしろで、中3の過去問演習。公立の平易な問題でどの程度の結果を残せるか、それによって既定方針の修正も考えなければならない。誠之館に合格させることに今年度は徹底的にこだわりたい。前年度、2人も失敗させてしまった罪は大きい。



午後9:10
中3の演習が間違いなおしに切り替わる。きょうのスコアを確認して、ちょっと好成績だった生徒に話しかけた。
塾屋「どうすんだい、誠之館で押すのかい?」
モ「いやぁ、葦陽でいいんすけどぉ」
カ「許さんし、絶対許さんし!」
ト「君も誠之館行こうよ」(笑)
塾屋「君、葦陽へ行ったら余裕ができて遊ぶぜ」
カ「絶対、誠之館受けろ!」
塾屋「そうは言っても、内申があるからなぁ」
ト「でも、誠之館は9:1で実力重視なんじゃぁ」
塾屋「定員の10%枠でしょ、そんなに簡単じゃぁない,,,」
定員の50%ならためらいはしないが、前年度のこともあるので今年は強気になりきれない。どうしたもんだか、、、

午後10:20
「寒いよう」と叫びながら、中3生が帰宅していく。まぁそれだけ元気なら大丈夫。

さて、明日もがんばろう。