冬期講習3日目

午前8:20
小4の国語と小6の演習がスタート。漢字テストの準備ができていない。まったくぅ、日々の積み重ねを怠るものに未来はない!と、言っても彼らには無益。まず、その重要性を説くところからはじめて、具体的なお作法を教えなければ、、、
小6に数名の遅刻者、なんだかなぁ。とりあえず時間通り来たもので始める。

午前10:05
小4は算数にすすんだ。小6は二つ演習をこなした、「国語・算数で失敗したと思ったものは、理科・社会で挽回すればよい。総合力で勝つ!頑張れ!」
外は青空、北西の風がきつい。農業試験場の上空を小さい白い鳥の群れが、時折舞っている。やんごとなき御方のお誕生日としては上々か。立憲君主制が未来永劫維持されるとは思えない。どんな伝統も因襲もいずれ変容を迫られるだろう。ただ僕が生きている間に日本の象徴天皇制が変革を迫られることはないだろう。格差社会がどんなにすすんでも、それが階級制の否定につながることはないだろう。歪み軋みつつも人々は現実と折り合いをつけることに腐心し、所与の現実を変えようとはしないだろう。なぜなら、すでにある幸福を手放すことができるほどの怒りが蓄積されてはいないから。いずれ、その日が来ることがあるとしても、それは僕の死んだあとだろう。その日を見ずにすむことを、たぶん、僕は幸せに思うだろう。

午後3:10
もうこの時間になると、西日が部屋一杯に入ってくるので、カーテンを下ろすことになる。小5は理科にはいった。小6は午前中の演習の間違い直しが続いている。そろそろだれるころで、ちょっとした余興(ミニテスト)のひとつも欲しいところか。
自習室は、中2が1名。中3が1名、高3が1名。静かに淡々と励んでいる。

午後4:00
はやくも陽はかげり、層雲に西日が沈んでいく。
毎年恒例の小5vs小6のテスト対戦を行った。旅人算6問勝負。どちらも嘆かわしいほどのロースコアであったけれど、小6がダブルスコアで小5をくだした。勝敗よりも中身の貧しさにのけぞってしまった。中1の一次方程式や中2の連立方程式あるいは連立不等式でどれだけ苦労することになるか、今から手にとるように分かってしまう。
算数がどれほど中学の数学を支えているか、中学の数学がどれほど高校の数学の基盤になっているか、もっともっとその関連性を子どもらに自覚させなければならない。「まぁ、いいや」で終わりにできないつながりがあるのだよ。
明日もう一度やってみるか。

ととと、明日、明後日はお休みです。
26日です。やります。旅人算再見!

午後10:00
中3の演習で、英語長文にアキレス腱を抱える生徒が2名発覚!他の科目はおおむね順調に底上げがすすんでいる。
高校初級は、数学は重複組み合わせ・二項定理の定番問題。内接四角形余弦定理の演習はどうもこの冬のテーマになってきた。英語は、時間がなくて単語演習と文法演習で終わり。

明日から二日間お休みを頂きます。
みなさん風邪をひかないように。

では、また、26日に!