DON'T STOP!

午後12時10分
小6の理科ー蒸散の復習
「先生、お腹すいた」と生徒が言った。「あと10分だ、頑張れ」と別の生徒が言った。僕は何も言わずにすむ。こうして彼らは成長し、僕は老いていく。
外は快晴。やや北よりの風。世間様では、きょうあたり年末のお休みにはいるのだろう。塾屋はこれから佳境を迎える。

午後1:20
小6は過去問演習に入った。附属・近大・盈進・暁の星・金光の五つのグループに分かれて入学試験問題に取り組んでいる。手馴れたもので、僕から出す指示はほんの二言三言ですむ。こうして彼らは成長し、僕はさらい年老いていく。
中3は現在完了の復習。長文にメジャー・リーグで活躍する日本人選手の話。野茂秀雄氏の偉大さについて語る。彼に国民栄誉賞を与えることは決して間違っていないと思う。

午後5:10
中3が撤収。
数学第5講座を残り5分で片付けようとすると、指名された生徒が次々炎上。「なんやぁ」と唸っていると「先生、第5講座はきょうの予定に入っていません」と、T君が冷静沈着な指摘。すみません、僕の勇み足でした。
小6のきょうのスコアと間違いなおしをチェックしていると、「先生ぇ〜、脳がしぼんでいくのがわかるぅ〜」と後の方の席から情けない声がする。合格ラインまであと5点と健闘したものの、精力を使い果たしてヘロヘロになった様子が手にとるように分かる。「はい、お疲れさん、明日もがんばろう!」ということで、無理せずお開きになった。
茜色に染まった西の空の端を見る限り、明日も天気はよさそう。
さて、次は、中2。きょうはどうなることやら、、、